2024.02.03
自分の赤ちゃん(人形)【つき組】
つき組の子どもたちは、赤ちゃんのお世話をして遊ぶ姿が増えました。
赤ちゃんとおんぶ紐を保育者のもとにつれてきて、「おんぶする!」「抱っこ」と言いながら
赤ちゃんと共に行動している様子がみられます。
「らっしゃーい!(いってらっしゃい)」と保育者に手を振り、買い物や散歩に行くイメージをしてお出かけしています。
お互い、赤ちゃんをおんぶして手をつなぎ一緒に歩いていました。
料理して食べさせたり、洋服を脱がせて「お風呂!」と段ボールの囲いをお風呂に見立てて
入れてあげたりと、お世話をしています。
赤ちゃんの顔をみて「ねむい?ねる?」とベッド(台)に寝かせてタオルをかけ、
話しかけていることも!
赤ちゃんの口や目はあえて小さくつけているのですが、それは子どもたちの想像上で表情を決められるようにする為です。
なので、保育者も赤ちゃんの状態や表情を決めつけないよう「~だったかな?」と子どもが自由に想像して遊べるよう関わっています。
お友達の赤ちゃんも覚えていて、「〇〇くんの赤ちゃん!」と持ってきてくれるやりとりもしていますよ。
「赤ちゃ~ん!」と抱きしめたり、保育者の膝に赤ちゃんと並んで座り絵本を見て「これな~に?」と赤ちゃんにも聞いてみたりと、愛着をもって接している姿が伺えます。
「うんち出たよ!」といい排泄マットとおしりふきを用意し替えています。
拭き終わった後は「赤ちゃん、すっきりした!」と言ったり、「お風呂行こう!」と言ったりと
日常を再現して遊んでいます。
自分が大人にしてもらってうれしい経験を、赤ちゃんにもしていますよ。
保育者が日ごろしているバッテンおんぶのタイプのおんぶ紐も作り、導入しました。
おんぶをしながらあちこちへ行き遊んでいます!
子どもは安心できる大人をモデルとし、模倣したり遊びで再現したりしています。
モデルとなるような言動を心掛けていきたいと思います。