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2024.02.08

2月 室内装飾

今月は『節分』をテーマに柊と豆がらを飾りました。

 

 

立春は節目のうえでは、冬から春へと季節が変わる日となります。季節の変わり目は予期せぬ出来事に見舞われやすいとされ、立春となる前日に悪いものを追い払い、幸運が舞い込むことを願って節分が行なわれるようになりました。柊、豆がら、鰯には外から入ってくる災厄を祓う「魔除け」の効果があるとされています。豆まきには、鬼(厄)を祓い、福を家内へと呼び込むことを目的としています。

 

 

【ほし組】

豆がらに興味を持った子どもたち。パリパリとした音や感触に気付くと夢中で割って確かめています。

 

鬼のお面を使い、豆まきをする理由を分かりやすく伝えていくと、「バイバイ」とお面に向かって手を振る可愛らしい姿が見られていました。

 

 

 

【つき組】

絵本を通じて節分に興味を持つ姿が見られ、特に豆まきへの関心が強く、画用紙や折り紙、花紙を使って豆を作り、「鬼は外!」と豆を投げて遊んでいます。『まめまき できるかな』を繰り返し読む中で、豆が小さいことに気付き、紙を丸めるだけだったのが小さく千切ってから丸める姿が見られていました。子どもたちの興味を大切にし、室内だけでなく戸外でも豆まきをしています。また、画用紙に花紙や折り紙を付けて鬼の髪に見立て、クレヨンで顔を描き、自分だけの鬼も作っています。

 

豆まきを十分に楽しんだ後は、室内装飾に触れる時間も設けています。「鬼はチクチクした葉っぱが苦手なんだよ」となぜ柊を飾るのか分かりやすく伝えていくと、慎重に触れてみようとする姿がありましたよ。

 

 

 

【そら組】

そら組の子どもたちも節分に関連する絵本を読む中で、”鬼”に興味を惹かれたようで「鬼を作りたい」とクレヨンで描いています。「赤い鬼と青い鬼がいる」「かわいい鬼を描いたの」と想像力を膨らませていました。チラシを丸めて豆を作ると、「鬼は外」と大きな声で豆まきをしています。子どもたちが行事に関心を持ち、自分たちで考えて参加する姿を見守りながら、豆まきでは、福(良い事)を呼ぶために”福は内”と言うことも伝えていくと、鬼は外と福は内を交互に言う姿も見られていました。

 

また、柊や豆がらを保育者が用意していることに気付くと、「お外にあった」「触っていい?」と興味を持っています。「チクチクする」「(振ると)音がする」と五感を使ってじっくりと触ることで、気づいたことを子ども同士で共有し合う様子がありました。

 

2日の給食では節分の行事食で恵方巻がでました。「しーで食べるんだよ!」とおいしく味わっています。

 

 

本物に触れたり、自分たちで考えて遊びを展開していったりすることで、行事がより身近なものとなる経験ができたようでした。