１月２１日にそら組でカレーライス作りが行われましたので、今回はその時の様子をお伝えします！

登園してくると「今日カレー作り？」「たのしみ！！」と期待に心膨らませていました。「エプロンどんなの？」「くまさんだね」「でしょ？くまさんなんだ」とやりとりしていました。

初めに玉ねぎの皮むきをします。

１つずつ渡していくと玉ねぎをどうしたらいいのか分からなくて戸惑う様子もありましたが、上手にむいているお友だちの姿を見てむきかたが分かったようです。皮をむいていくと少しづつ食べる身の部分が出てきました。「皮、茶色だね」「こっちは白」と身と皮の色の違いに気づいていましたよ。また、身と皮の感触の違いに首を傾げて不思議そうにしている姿も見られました。日々の遊びの中で木の実の皮をむいた時の経験からの「○○になるだろう」という予測と玉ねぎの様子が違っていたからなのでしょうね。

次は野菜の型抜きをします。型抜きした野菜は人参とじゃが芋です。

保育者に「どうやるの？」と聞いて一緒にやったり、型抜きを逆さまにして使ってみようとしたり、椅子から立ち上がって力を入れやすいようにしてみたりと子どもたちなりに試行錯誤する姿が見られました。試しているうちにコツを掴み、ほとんどの子が自分の力で型抜きをできるようになりました。型抜きした後の残った部分をちぎってみる姿も見られました。

型抜きした野菜を調理の先生のところまで運び、美味しいカレーライスになるようにお願いしました。

待ちになった給食の時間です。

カレーを見て「あ！〇〇ちゃん（自分の名前）が作ったカレーだ」と嬉しそうにスプーンを持っていました。

「〇〇ちゃん（自分の名前）が型抜きしたんだ」「〇〇ちゃん（自分の名前）は星と熊でやったの」と自分たちでカレーを作った嬉しい気持ちを共有しながら、いつもよりも楽しそうにお友だちと給食を楽しんでいました。

自分が型抜きしたじゃが芋を嬉しそうに保育者に説明してくれました！

降園時には保護者の方にカレー作りでの楽しかった事や型抜きした事などを一生懸命伝えようとする姿が見られ、微笑ましく思いました。

カレーライス作り後、「カレーライス」の絵本をレシピ本に見立てておままごとをするようにもなりました。今回のカレー作りを通して食への興味がさらに広がったようです。