新しい年になり、もうすぐ２月を迎えようとしています。

遅くなりましたが、お正月遊びの子ども達の姿を紹介したいと思います。

保育園では子ども達とお正月の伝承遊びのひとつである“コマ回し”をしました。シンプルな木製の手回しコマ。回転すると溝の模様が美しく、不思議な動きを見せます。保育士が芯棒を両手で挟み、手の平同士をすり合わせるようにして回したり、指でひねって回してみると、回転させた時の子ども達は「わぁ！」「不思議！！」と驚きの表情です。回転がかかって遠くへ行ってしまうコマを追いかけたり・・・コマが回る不思議さをじっくり観察し実験しました。

コマは一気に子ども達の興味や関心を引きつけました。回転する芯棒をじっくり観察し人差し指で触れようとします。触れると動きが止まる・・どうしたら回るのかな？子ども達は保育者の動きを真似して自分たちで回してみようとします。

１月はコマ回しに触れる機会を沢山作りました。オリオン組では福笑いにも挑戦してみると、目隠しはなくても毎回ユニークな表情が出来て大笑いの子ども達でした。

保育園生活で、長い歴史の中で育まれてきた様々な日本文化や伝統に触れられるような環境を整え、自分の国の素敵な文化風習に興味関心が高まる姿に繋がるといいなと思っています。