2024.01.17
鏡開きを行いました!
1/11は、鏡開きでしたね。
鏡開きを行う理由をご存じですか?
鏡開きとは・・・
毎年1月11日や1月20日は、お正月にお供えしていた鏡餅を下げて
一年間の健康や幸福を願って鏡餅をいただく儀式です。
この鏡餅は、古来より「人の魂を映し出す」と信じられてきた神聖な銅鏡(鏡)に似せて
丸く平べったい形に作られています。
「鏡餅」という呼び名も、鏡の形に似ていることが由来です。
また、大きさの異なるふたつのお餅は、
それぞれ太陽(陽)と月(陰を)表していると言われています。
保育園では、年末にみんなで作った鏡餅で、
各クラス鏡開きを行ったのでお伝えします。
【そら組(2歳児クラス)】
鏡開きを行う前に、鏡開きをする理由を子どもたちに分かりやすく伝えました。
一度、保育者がやってみると「早くやりたい!」と準備万端の様子でした。
順番に叩いて割れると、「割れたー!」と嬉しそうにしたり、拍手をしたりする姿が見られました。
割れた鏡餅を手で触り、固さを感じていました。
鏡餅を割り終わると、「片付けよう!」と子どもたち率先して片付ける姿もありましたよ。
【にじ組(3歳児クラス)】
鏡餅開きの日を伝えると、「○○だったもんね!」と、
鏡餅をお供えする意味を覚えていて伝えてくれる姿がありました。
鏡開きの意味についても伝えると、「神様ありがとう~!」と感謝を伝える姿がありましたよ。
叩いて割れるたびにとても嬉しそうで、満足気だったこどもたち。
みんなで全て割ることができると、お別れを惜しみ1から作った分の愛着がわいていました。
【ひかり組(4歳児クラス)】
鏡餅作りから行っていたので、とても愛着がわいていた子どもたち。
鏡開きをする理由を伝えると、今まで部屋を見守ってくれた年神様に対して
「神様ありがとう!」と感謝をする姿がありました。
実際に割ってみると、中身にカビが生えており、鏡餅を作っていたことを思い出し、
「水が多かったみたいだね」と気付いていたことを共有し、
来年はカビが生えないように作れるかな?と話し合っていました。
【ゆめ組(5歳児クラス)】
鏡餅をお供えする際に、三方も廃材を使って手作りしました。
全て手作りで作った鏡もちに親しみを持ちながらも、
「年神様がゆめ組のお部屋を守ってくれてたから、
みんなで鏡開きをして1年みんなを守ってもらおうよ!」の言葉に
1人ずつ気持ちを込めて、鏡餅を叩いて割りました。
鏡餅作りや鏡開きを行うことで日本の風習や文化に触れることが出来る良い機会だと考えています。
また、意味や由来も子どもたちに合わせて分かりやすく伝えていくことで、
子どもたちなりに興味関心を深めている姿も見られています。
今後も様々な行事を通して、子どもたちに沢山興味を持ってもらえたら嬉しいです。