2024.01.17
赤ちゃん人形との関わり
今週は各クラスの赤ちゃん人形との関わりの様子を紹介します。
ほし組では初めは赤ちゃん人形に興味を示すと手に取り感触あそびをするような様子がありました。「赤ちゃんがいたね」「お腹空いているかな?」と日頃から保育者が赤ちゃん人形に対しても温かく関わっていきました。次第に子どもたちは赤ちゃん人形を抱っこしたり保育者におんぶ紐を差しだし“赤ちゃんをおんぶしたい”と訴えるような姿があったり、ままごとの中でレンゲやコップを赤ちゃん人形の口元に近づけ飲ませてあげるような姿が見られるようになりました。自分か安心できる大人から受けた愛情を赤ちゃん人形を介して表現している姿に対し「抱っこしてくれたね」「嬉しいね」等、受容的に応答していくことで満足感に繋げていきました。今後も子どもの気持ちを汲み取り温かく援助してまいります。
つき組では赤ちゃん人形を優しく抱っこする姿や、おんぶ紐を持って「おんぶしたい」と保育者に伝える姿が見られます。また、ままごとコーナーにある素材や道具を使ってごはんやミルクを与えたり、お風呂に入れてあげたり、布団を掛け優しくトントンと触れ寝かせてあげるような姿も見られます。その際に赤ちゃん人形に「温かいね」「美味しいね」と語りかけるような様子もあります。赤ちゃん人形を大切にする気持ちや自分自身が受けた愛情を赤ちゃん人形を介して表現する姿に「お風呂に入れてあげたんだね、赤ちゃん温かくて気持ち良いね」「ミルク美味しいね」等、代弁するように応答していき、子どもたちの赤ちゃんに対する“してあげたい”という温かい思いに寄り添いながら関わっています。今後も子どもたちの興味や意欲に対して丁寧に応答していき、満足感を十分に感じながら過ごしていけるよう援助してまいります。
そら組ではおんぶ紐を使って赤ちゃん人形をおんぶし「赤ちゃん、一緒にお散歩に行こうね」と優しく言葉を掛ける姿や、服を脱がしお風呂に入れてあげる姿等、自分自身の経験やしてもらって嬉しかったことを赤ちゃん人形を介して表現する姿があります。また、午睡の際には赤ちゃん人形を自分のコットの横に布団を掛け寝かせてあげるような様子もあります。日頃から保育者も赤ちゃん人形に対し愛情を持って接し、丁寧に関わることで子どもたちも赤ちゃん人形を大切にしたいと感じられるようにしています。また、子どもたちが赤ちゃん人形に対し愛情を持って接する姿に「~してくれたんだね」「赤ちゃんも眠いかな?」等、イメージに寄り添いながら代弁・仲立ちをし援助しています。今後も見本となるよう赤ちゃん人形に対しても丁寧に関わり、子どもたちの意欲に繋げていきます。