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2023.11.21

午睡の様子

 

今週は、午睡の様子をお伝えしたいと思います。

 

子どもの成長に重要なのは、夜の睡眠です。睡眠中は脳が省エネになると同時に、代謝を促したり筋肉や骨をつくったり、怪我や病気を回復させたり、記憶を確かなものにする等の重要な役割を果たしています。乳幼児期に脳を休めるために必要な睡眠時間は個人差はありますが約10時間と言われています。保育園での午睡は夜の睡眠の妨げにならないようにとり、夜の睡眠を補う時間になっています。

 

午前中の活動で五感を使って満足するまで遊んだことで疲れた脳を休められるよう、入眠時は一人ひとりのリズムに合わせて安心して眠れる環境を整えています。夜寝る時間や、朝起きる時間、睡眠が多めに必要な子や、そうではない子など個人差は様々ですが、その子に合ったタイミングや環境を整えることで24時間での睡眠のリズムが整うようにしていくことが大切だと考えています。

 

保育者とスキンシップをとったり、絵本を読んだり、落ち着いて過ごせる空間の中で過ごすことで一人ひとりが心地良さを感じられるようにしています。その積み重ねで眠いタイミングで心地よい関わりや場所を子ども達から求める姿が多くなりました。

 

室温は夏は25℃前後、冬は18~22℃になるように設定しています。これから寒くなる季節ですが、暖房の効きすぎには注意をして快適に睡眠が確保できたらいいですね。

 

疲れた脳を睡眠で休めることによって、午後の活動も意欲的な様子が見られています。保育園でも引き続き、一人ひとりに寄り添った午睡が行えるようにしていきたいと思います。

「夜遅い時間にならないと眠くならない」「朝早く起きてしまう」などご家庭で困ったことなどありましたら、いつでもご相談下さい。24時間の睡眠のリズムを整えられるよう保育園の午睡の時間を調整したり、一緒に考えたりしていけたらと思っています。