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2023.11.20

【11月室内装飾】七五三

 

今週は11月の室内装飾“七五三”について紹介します。

 

七五三の起源となる時代には、子供が健康に大人に成長するということは、とても幸運なことでした。3歳~7歳は特に病気にもなりやすかったため、3歳、5歳、7歳の節目に成長を神様に感謝し、お祝いをしたことが七五三の由来とされています。千歳飴は「千歳(ちとせ)」には「千年」「長い年月」の意味があり、千歳飴の細長い形状や、引っ張るとどこまでも伸ばせる性質から、「細く長く粘り強く、いつまでも健康で長生きしてほしい」という意味が込められています。また、千歳飴を入れる紙袋の絵柄にも意味があり、一般的に「松・竹・梅」「鶴・亀」といった縁起物が登場します。菊の花言葉は高貴・生命力で、菊を使ったことわざは「菊を活けると良い子に育つ」「 菊を飾れば 福が到来」などがあり、縁起がいい花です。

 

玄関には【千歳飴・菊の花】を飾っています。

 

ほし組では千歳飴や千歳飴袋に興味を示し触れたり手に取る姿がありました。じっくりと観察する様子を見守りながら「長いね」「ここに千歳飴が入っているんだね」「〇〇ちゃんのおねえちゃんがこの間、七五三のお祝いをしていたね」と感触や様子を代弁しつつ、行事についても分かり易い言葉で伝えていきました。今後も季節ならではの発見や行事について身近に感じられるよう援助してまいります。

 

つき組では千歳飴を見ると自ら手に持ち、袋の上から形や感触を確かめたり千歳袋に鶴や亀が描かれていることに気付くと、じっと見つめ観察をする様子もありました。子どもたちの気付きや興味に寄り添い、飴の形や感触、描かれているものの名称等を丁寧に伝えていきながらタイムリーに応答していきました。また、行事や由来についても分かり易く伝えていきました。今後も子どもたちの発見や興味を大切にし、それぞれの経験に寄り添った関わりをしてまいります。

 

そら組では七五三の写真を撮り終えた子もいた為、保育者が装飾に興味を示す子どもに「何か知ってる?」と尋ねると「知ってる!飴!」と伝える姿がありました。千歳飴を手に取り匂いを確かめてみたり、握ってみたりと観察を楽しむ様子がありました。「ここを持つんだよね」と千歳飴袋を持つ様子や「お祭りみたい」と感じたことや気付きを言葉にしていました。子どもたちや経験したことを表出する姿を受け止め「千歳飴には長く健康でいられますようにというお願いが込められているんだよ」等、行事や文化についても伝えていきました。今後も伝統や文化に興味を持って関わっていけるよう援助してまいります。