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2023.11.07

【つき組】積み木遊び

 

今週はつき組の積み木遊びの様子をお伝えします。

 

入園当初は積み木を手に持ってみる、手の平の上で確かめる、木枠から出してみるという姿が見られていました。そして繰り返し遊ぶ中で数か月前頃から複数個積み上げたり、イメージを膨らませて見立てたりして遊ぶ姿が多く見られるようになりました。

 

立方体の積み木を横に並べ、その上にプラステンを一つずつ置いて何か作っています。並べた積み木を動かそうとしますが途中で崩れてしまいます。『こうしたい』というイメージがあり、そのイメージを形にしようと試行錯誤していますね。お手伝いしすぎないよう「ここを揃えてみる?」と困っている部分に寄り添いながら近くで見守りました。再びゆっくり動かしてみると今度は崩れずに動きました。順を追って写真を見ていくと、表情の変化がわかりますね。最後は「できた」と保育者と満足そうに目を合わせていましたよ。

 

 

 

 

これは電車をイメージして積み木を並べている様子です。最初は2~3個の積み木からのスタートでした。少しずつ長く並べるようになり、長く並べた積み木を動かすと思うように真っすぐ進まず崩れてしまうことに気付いていきました。思うようにいかないことを声や表情で保育者に伝え、「もう1回一緒にやってみようか」と近くで励ましてもらいながら何度も挑戦。最近では自分で積み木の角を合わせて真っすぐ長く並べることが出来るようになり、さらに遊びが広がっています。

近くで見ていた子が「電車だ~!長いね~!!」と興味を持つ姿も見られています。「〇〇くんが長い電車作ったんだね」と保育者がお話しすると、「〇〇くんの電車、そーっと、そーっとね~」と壊さないように観察したり「トンネル~!!」と言って足のトンネルを作って遊んだりしていました。作っていた子も『壊れちゃうかもしれない』と不安にならないように、そして興味を持った子も心地よく関われるように仲介に入っていけたらと思っています。

 

 

横に並べた積み木の上に積み上げ、自由な発想の中遊んでいます。一つ上に積み上げる度に「お~!」と保育者と目を合わせて表現していました。アイコンタクトをはかったり、慎重に積み上げる際に息を合わせたり、一つひとつのやり取りも子ども達の遊びの中で大切な関わりだと感じています。

 

積み上げたものを『壊す』ということも十分に経験しています。がしゃーん!と音を立てて崩れる様子や変化していく様子から子ども達なりに何かを感じ取っているようです。繰り返していく中で積み上げる高さや重さなどによって崩れ方にも違いがあることに気付いていきますね。そしてその積み重ねが次第に壊すことより組み立てる楽しさに変化していくよう関わっていきたいと思っています。

 

 

 

来週はそら組の積み木遊びの様子をお伝えします。