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2023.11.06

【つき組】絵具あそび

今回は夏頃から始めた絵具あそびの様子をお伝えしたいと思います。

 

クレヨンを使って自由画帳や模造紙でのお絵描きも、ダイナミックに、又小さく小さく繊細に描いていったりと描くことに面白さを感じながら自由に表現するようになりました。絵具を用意したら子どもたちはどう親しんでくれるのだろう、と期待を胸に絵の具遊びを取り入れました。

 

一回目

絵の具そのものに魅力を感じ手を伸ばしていました。ぬるっとした感触に驚き顔をしかめる子、ニヤッと笑ってどんどん手につけていく子と反応は様々です。赤、黄、青の三色を用意しました。一つの色に集中し少しずつぬり広げていき、絵の具が伸びていく様子に面白さを感じているようです。

 

手につく感触に不安を感じている子は手をしまってじっと絵の具を見つめていました。触れることに抵抗はあるけど興味はある様子です。保育者が「ちょっとびっくりしちゃったね」と不安に寄り添いながら側で絵の具に触れ親しむ姿を見せていると、再び手を伸ばし指先にちょんと絵の具をつけました。「先生と同じ黄色だね」とついた指を見せると「いっしょいっしょ!」と初めて笑顔を見せ、絵の具に親しむようになりました。

 

2回目

準備をしていると「絵具ぬりぬりするー!」「あお!あか!」と期待を膨らませる子どもたち。前回の絵の具遊びを面白いと感じてくれていたようです。前回より積極的に絵の具に触れ、どんどんぬり広げていきます。指でちょんちょんとつけていったり、手に絵の具をべったりつけてからぬり広げていったりと親しみ方の違いが子どもそれぞれで、見守る保育者も面白いです。

絵の具に十分親しんだところで、今回は絵筆を用意してみました。用意すると「なんだろ?」と興味を持ってくれたので使い方を説明すると、さっそく手に取ってやってみる子どもたち。最初は絵筆に魅力を感じて叩いたり振ったりしていましたが、絵の具をつけて筆を滑らすと線が描けたり指とは違う感覚に面白さを感じるようになり、次第に絵筆として使い方を理解し親しむ様子が見られました。

大人に見守られる中、一緒に試していきながら道具の使い方を知っていく…こうやって道具と出会っていくのですね。

 

三回目

絵の具遊びをしている途中で「ふでつかう!」という子がいたので、そのタイミングで絵筆も用意しました。絵筆や手、自分のやりたい方を選択しどんどんぬり広げていきます。

今回は青と赤、青と黄色…といったように色を混ぜ合わせていく子どもたち。試していく中で混ざると色が変化していくことに気付いたようです。「お?」と変わったことを保育者に伝えようとする子も。「色が変わったね」「紫色になったね」と気付きに寄り添い応答すると、子どもたちも満足げな顔をして再び色を混ぜ合わせていました。気づきに丁寧に寄り添うことで”おもしろい””もっとやってみよう”という意欲を育んでいきたいですね。

 

一回目の時に絵の具がつくことに不安を感じていた子も、今では全身絵の具まみれになりながら楽しんでいます。他の子どもたちも回数を重ねるごとにぬり方がダイナミックになっていき、場所を移動しながらどんどんぬり広げじっくり遊びこんでいます。

 

絵の具を入れているお皿にも注目し「よごれてるねぇ」と流しに持っていき洗い始める子も。「ぴかぴかなった」と満足すると保育者に綺麗になったお皿を見せ、再び汚れたお皿を回収し洗っていましたよ。

 

 

それぞれ終了後に写真を撮ってみましたが、最初と最後でこんなに違いがありますね。

自分の座っている場所で一色ずつぬっていく様子から、次第にぬり方がダイナミックになり場所を変えながらどんどんぬり広げていくように…試行錯誤していく中で、絵の具の性質や感触を五感で親しみ面白さを感じてくれているのだなと思います。

 

絵の具遊びに限らず、子どもたちの発達に合わせて感触遊びや様々な素材に親しめる遊びを設定していきたいと思います。

      

 

「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく

 

プライムスター保育園グループの

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ハートの種明かし

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