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2023.06.24

赤ちゃん人形

今週は、手作り抱き人形の“赤ちゃん”についてご紹介いたします。

先日の保護者会でもお伝えをさせていただきましたが、保育園では子どもたち一人ひとりに手作りの“赤ちゃん”を設定しています。

人それぞれ個性があるように赤ちゃんも顔や髪、肌の色を様々に設定していますが、表情については、嬉しい・悲しい等、子どもたちがその時のシーンに合わせて赤ちゃんの感情を決めて関われるよう“無表情”にしています。

 

ほし組では、初めて赤ちゃんを見た時は驚いたような表情を浮かべたり、興味を持って手を伸ばしたりとそれぞれの姿がありました。

保育者に「〇〇ちゃん、〇〇くんの赤ちゃんだよ」と声を掛けられながらそっと触れ合うことを重ねていくと、自ら関わる様子も見られ始めています。赤ちゃんを連れながらハイハイで一緒に移動する姿や一緒に入眠する姿も出てきており、少しずつ親しみを感じ始めているようです。

 

   

 

 

つき組では、子どもたちが赤ちゃんと一緒に過ごす時間が伸びており、あらゆる場面で一緒に過ごしています。

赤ちゃんにも水筒の水を飲ませてあげようとしたり、自分のおむつ替えが終わると赤ちゃんのお尻も汚れていないか確認したり、ご飯を作って食べさせてあげたり…と常に気に掛ける様子があります。自分が身近な大人から受けた愛情を赤ちゃんに返していく姿は小さなお母さん、お父さんのようです。

 

 

戸外へ行く際も、おんぶ紐を出し一緒に行きたい思いを表す姿に合わせて、赤ちゃんをおんぶしながら戸外へ出ています。

毎日一緒に過ごしている赤ちゃんに優しく大事に接しているつき組さんです。

 

 

 

そら組でも、つき組と同様に一緒に戸外へ散歩に行ったり、午睡時に一緒に寝たりと親しみや愛情を持って優しく関わる姿があります。

子どもたちが赤ちゃんと入眠した後は、口元が塞がらないようベッドから降ろして隣で寝ているようにしています。

  

 

「赤ちゃんうんち出てる」と服を脱がせてお尻拭きでお尻を拭いた後「すっきりしたね」と声を掛ける姿もあり、これまで身近な大人と重ねてきたやりとりや関わりを反映させて遊んでいますよ。

 

毎日のように赤ちゃんと帰り次の日一緒に登園している子どもたちもいます。

 

 

この“赤ちゃん”は、子どもたちが“自分と第三者との間に信頼関係を築く”という行為の土台となります。

子どもたちは、日々自分の欲求や思いを保育者に受け止められ、温かな声掛けや関わりの中で相手を信頼し情緒が安定していきます。そして、徐々に愛着形成ができた保育者が自分にしていることを模倣しようと自分の赤ちゃんに関わっていくようになります。

 

私たち保育者も、人形の赤ちゃんではなく“本物の赤ちゃん”として大切にしながら、子どもたちと赤ちゃんとの関わりを見守っていきたいと思います。

 

 

 

 

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「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

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♡ハートの種明かし♡

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