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2023.06.10

お絵描きの様子

 

毎朝保育者が「おはよう!」と子ども達に声を掛けると「おはよー」と言葉が返ってきたり、笑顔で目を合わせたり、ペコっと可愛いおじぎが見られたり・・・。生活をする中で、身近な大人の言動をよく見ているなあと感心することが沢山あります。最近では、毎日保護者の方や保育者が書いている連絡帳やペンに興味を持つ姿が見られていました。「かきかき・・!!」とペンを指さしたり、連絡帳を開いて顔を近づけ読んでみたり。そこで、「お絵描きしてみる?」と提案しクレヨンを出してみました。興味津々で早速クレヨンを手に取り、思い思いに試し始めました。

 

これは、つき組の様子です。

初めてクレヨンを手にした子はクレヨンをじっくり観察していました。ふと画用紙にクレヨンで色がついたことや、周りのお友だちが画用紙に描いている姿を見たことがきっかけとなり描き始めていました。たたくように点を描く子や、なぐり書きで線を描く子など様々です。クレヨンによって色が変わり、腕や指の動かし方や力の入れ具合でも変化する様子が魅力的ですね。「あか~!」「きいろ~!」と知っている色を保育者に伝えたり、呟いたりしながら楽しんでいました。クレヨンの色が手についたことに気づいてじっと見つめる姿も見られていました。

  

 

そら組でもお絵描きがしたいタイミングで自分のロッカーから自由画帳とクレヨンを取り出してお絵描きを楽しんでいます。クレヨンなどで単純な点や線を描くという段階を超えると次第に円や波形など描くようになっていきます。壁に模造紙を貼ると、ダイナミックにクレヨンを滑らせて描いていました。

 

遊びの中で保育者は書くものや作るものなど正解を提示しないことを大切にしています。子ども達が思い思いに表現する姿を丁寧に受け止めながら、想像力や感性を豊かに育んでいけるよう過ごしていきたいと思います。