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2023.06.10

室内装飾 入梅

 今月の室内装飾は「入梅」をテーマにしています。

 

展示品:紫陽花、梅、ピーマン、そら豆、オクラ、てるてる坊主、カエル、 カタツムリ 

 

 

「入梅」とは暦の上で梅雨が始まる日のことを言い、今年の入梅は6月11日とされています。

しかし実際の梅雨入りは各地で異なり、関東地方は8日に梅雨入りが発表され、どんよりとした空模様が続いていますね。

 

子どもたちは「あめ!」と窓の外を眺めていたり、雨に関する絵本を読んだりと興味を持っています。その姿に合わせて雨が止んだ後に園庭出てみると、葉についた雨粒やナメクジ等雨上がりならではの自然物や生き物に出会うことができ、晴れの日とはまた違った体験となりました。

 

各クラスに室内装飾を置き近くで観察しました。

ほし組では、野菜をじっと眺めたり、握ったり、トントンとテーブルに当ててみたりと“これは何だろう”と様々な方法で確かめる姿がありました。これは「〇〇だよ」「ツルツルするね。そら豆の中はふわふわだね」等、触り心地の面白さや不思議さについて丁寧にやりとりを重ねています。

  

 

つき組では、紫陽花の花びらを引っ張ったりつまんだりと興味を持って触れています。

翌日、園庭から近くの紫陽花が咲いているのが見えたので「昨日見た紫陽花と同じだよ」と以前の経験と結びつくようなやりとりをしていくと驚いたような表情でじっと見つめています。鮮やかな紫色に心が動いていたようだったので、「きれいだね」と感動する心に寄り添っていきました。

 

そら組では、「ピーマン」「オクラ」等知っている野菜の名前を言いながら手に取って観察しています。半分に割って匂いを嗅いでみてピーマン独特の香りに渋い表情になる1場面もありました。五感を使って様々なことを感じ取った様子の子どもたちです。

 

てるてる坊主を初めて見たようだったので“雨が止んで晴れますように…”という願いが込められていることをやりとりしていくと興味がわいた様子の子どもたち。その姿に合わせ花紙を用意すると、てるてる坊主を見ながら同じように作っていました。顔を描くと愛着がわいたようで抱きしめる姿もありましたよ。

 

 

子どもたちは季節や行事に合わせて彩の添えられた装飾を見たり食事をしたりすることで季節の変化を感じ、興味を持っていきます。

12(月)は「梅雨のあじさい献立」が行事食として提供されるので、室内装飾で触れたものと食材が結びつくようなやりとりをし、それぞれが興味を持って発する喃語や言葉に共感することを重ねていきたいと思います。

 

 ちなみに、道で様々な色の紫陽花が色づいてきているのを見かけますが、土壌から出てきた「アントシアニン」という色素の吸収量によって色が変わるそうです。

酸性なら青色、中性なら紫色、アルカリ性ならピンク色へと変化します。

紫陽花を観察する時に色の違いも見比べてみてくださいね。

 

 

 

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「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

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