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2023.05.10

5月室内装飾『端午の節句』

 

連休明け、子ども達が登園し元気な声が沢山聞こえてきます。保護者の方から離れることに少し不安な様子も見られる場面もありますが、ゆっくり気持ちを受け止めてもらい過ごす中で自分の好きな遊びを見つけて遊び出す姿が見られています。少しのお休みでも子ども達が出来るようになったことや成長を感じ、そんな姿を見る度に嬉しい気持ちになります。そら組には新しくお友だちも加わり、お友だちの姿に興味を示しながら自分の好きな遊びをじっくり楽しむ姿も見られていますよ。

 

連休中の5月5日はこどもの日でしたね。5月の室内装飾は『端午の節句』をテーマに折り紙で製作したこいのぼりと兜、菖蒲の花を飾りました。

 

端午(たんご)の節句とは、五節句のひとつです。古代中国では、古くからの季節の変わり目の5月になると薬草である菖蒲酒を飲み、菖蒲を腰に下げるなどして、体の汚れをはらう厄除けの行事をしていました。

この慣習が日本に伝わり、菖蒲が(尚武)に通じることから、武士の間で男の子の厄除けと健康を祈る行事として定着しました。1948年に、5月5日をこどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、「母に感謝する」お休みの日と決められてから、端午の節句の日が、こどもの日にもなったそうです。そのため本来は男の子のための日でしたが、今では子どもたちみんなをお祝いするようになりました。また、「鯉」というお魚は、強くて流れが速くて強い川でも元気に泳ぎ、滝をものぼってしまう魚です。そんなたくましい鯉のように、子どもたちが元気に大きくなることをお願いする意味が込められています。五色の吹流しは、子どもの無事な成長を願って悪いものを追い払う意味が込められているそうです。

今も昔も、子どもを大切に思い成長を願う気持ちが込められているのですね。こどもの日の由来など知っていく中で、私たち保育者も子ども達の健やかな成長を願い大切に1日1日を過ごしていきたいと改めて感じています。