１年を振り返って☆

2023.03.31

１年を振り返り０歳児・１歳児・２歳児と子ども達ひとりひとりの成長を感じています。

０歳児クラスのシリウス組はハイハイ、つかまり立ち、伝い歩き、歩行とできることが増えていきました。運動機能の発達は子どもの興味関心を広げます。活動の幅が広がり全身を使って遊ぶ楽しさを感じています。安心できる保育者との関わりの中、気づいたことや要求を受け止めてもらう喜びを経験したり、愛着形成を基盤に「お友だちと一緒は楽しいね」「お友だちと同じだね」と人との関わりを経験しています。　

１歳児クラスのすばる組は自分で感じたことを言葉で表現できるようになってきています。また周囲への関心を持つようになり、これまでは保育士や大人との関わりが多かったのですが、お友だちに興味を示すようになり、自分から話しかけたり、同じスペースを共有しながら同じ遊びを楽しむことが多くなりました。保育士を介して相手にも自分と同じような気持ちがあることにも気づいてきています。

２歳児クラスのオリオン組は０歳児クラスの頃から一人も欠けることなく３年間生活を共に過ごしました。感じたことや思いをより具体的に相手に伝えることができるようになってきています。遊びの中で自分がイメージしたものを道具を使ってかたちにして表現しようとする姿もあります。身近にいる大人の姿に憧れ、模倣することから始まり、自我の芽生えと共に自己実現欲求が生まれ、思い通りにならなかったり、こんなはずじゃなかったと葛藤を経験し、大人に支えられながら気持ちを立て直していく経験を何度も何度も繰り返してきました。そして今もなお継続しています。子ども達はのびのびと自己を発揮し自分の力でやり遂げようとする力が芽生えています。人との関わりの中でも大人が見守る中で、子ども同士で会話を楽しみながら遊びが展開していく姿も見られます。隣で子ども達の会話を見守りながら聞いていると、自分の考えや思いを言葉にして相手に伝えられる力、そして相手の言葉を聞く力が育っている姿を目の当たりにして驚かされます。