2023.03.11
【そら組】積み木あそび
今週はそら組の子どもたちの様子をご紹介します。
日々自分の好きな遊びに夢中になっているそら組さんですが、ここのところ特に積み木あそびが深まり、お部屋には毎日のように大作が広がっています。
小さなものを作ることもありますが、家や保育園、駅等、自分が知っている大きなものを表現し、ペグ人形を自分や誰かに見立てながら遊ぶようにもなりました。
積み木で電車を作る姿は一年を通してありましたが、少しずつ車両だけではなくホームやトンネルなど周りのものを作り始め、更にペグ人形の運転手や乗客が登場し、やがて線路を作ってその上を車両が走るようになり…とどんどん具体的になってきています。
大好きな恐竜の特徴を捉え、積み木で表現する姿もあります。
子ども同士でやり取りをしながら、特徴に合わせて表現方法を変えて作り、自分の頭の中にあるイメージを形にしていく充実感を味わっています。
この日は線路が恐竜のいる場所に繋がって、電車に乗って恐竜の所へ行く、という設定があるようでした。
トラックやハシゴ車も、ひとつひとつ形を変えて表現しています。
テーブルと同じ高さのハシゴに人形を登らせてテーブルの上まで運ぶ姿があり、「こうしたいからこう作ろう」と、子どもなりに目的とこだわりを持って作っていることが伝わってきます。
プラステンの青色を水に見立てて「プール」を作ったり、トラックの荷台に荷物として積んだりと、積み木にプラステンを組み合わせて遊ぶこともあります。
「何にでもなる玩具」同士だからこそ、表現やイメージの幅が広がって面白いですね。
以前までは車や家の外観を作ることが多くありましたが、空間認識能力が育ち、積み木を敷き詰めたり仕切ったりして、部屋や床などの特定の空間を表現するようにもなっています。
「これは車の運転席、こっちは助手席」と、自分が何を作ったのかを嬉しそうに教えてくれるので、子どもたちの言葉に耳を傾けながらありのままの表現を受け止めています。
以前は左右対称に作って楽しむ姿もありましたが、今では構造が複雑なものを作る楽しさを味わっているようです。
積み木が途中で崩れてしまうこともたくさんありましたが、保育者に悔しい思いを受け止められながら何度も試すなかで、少しずつ倒れにくい積み方を発見したり、重力を利用した積み方に気付いたりもして、「こうすればこうなる」と見通しを持って表現するようになりました。
子どもたちが自分で興味を持ってやってみようと取り組み、試行錯誤を繰り返しているので、引き続き丁寧に見守り、時には手を添えたりして寄り添っていきたいと思います。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡