2023.02.10
室内遊び【ほし組】
ほし組の子どもたちは様々な遊びに興味をもち、脳と身体を十分に使って室内遊びを楽しんでいます。
おままごとでは、食べ物に見立てた物をお友達に「あーん」と言って食べさせ、顔を見合わせ笑っています。
「食べさせてくれんだね」「おいしそう」等と仲立ちをしながらイメージの共有ができるように関わっています。赤ちゃん(人形)にお布団をかけたり、飲み物に見立てた玩具を飲ませる姿もありますよ。
子どもたちが試行錯誤し、想像しながら遊べるようにシンプルな玩具を置くようにしています。
コップを組み合わせて高いポットン落としの道具を作り上げている姿がありました。
空き箱も導入すると、他の玩具を組み合わせてみたり食べ物や乗り物に見立てていて想像力豊かに遊んでいます。
じっくりと遊べるよう、パーソナルスペースの確保に努めています。
空き箱は破いてみる姿もあり、まず最初は解体をしたりして物の仕組みを知ることから始まっています!
積み木遊びでは高く積み上げると「おお!」と嬉しそうに手をパチパチさせて拍手しています。
「高く積めたね」「嬉しいね」と気持ちに共感し、喜びを共有しています。
積み木が崩れて悔しそうな表情をする時もありますが、「もう1回積んでみようか」と保育者と一緒に行うことで
再び積んで繰り返し遊んでいます。
嬉しさや悔しさ等様々な感情に共感し寄り添ってくれる大人の存在が子どもにとって大切です。
コロコロムカデを取り入れ、引っ張る動きができるようにしました。
散歩のように室内を歩きまわり、「きゃっきゃっ!」と元気な笑い声が響きます。
布団の山では、十字に敷くことで高さを出し、登り降りする楽しさや体幹を鍛えることにもつながっています。
てっぺんに登ると「できた!」「おお!」と声を出しています。
保育者と一緒に登りたいと手をひいてくれることもありますよ。
絵本を見ることも好きで、絵本のコーナーに行き好きな絵本を選んで”読んで”と保育者とじっくり
見ています。心地よいやりとりの中で、言葉を獲得しています。
空の様子や飛んでいくカラスや飛行機に気づくと指をさして発見を伝えじっくり見ています。
「今日は晴れているね」「大きい飛行機通ったね」と言語化すると思いが伝わったと感じるようで
「うん、うん」と頷いていましたよ。
乳幼児期の遊びは、【研究・実験・観察】といわれています。一見大人にとって同じことを繰り返しているように見える行動も、子どもにとっては毎回違いがあり試行錯誤しながら実験を繰り返しています。
ただ、物があるから良いという訳ではなく、大人との関わりが重要です。
大人が一緒に遊びを楽しみ共有していくことでさらに遊びが発展し深まります。
そして、脳を使って夢中で遊ぶことは良質な睡眠をとることにもつながります。
今後も満足感を持ちながら遊べるよう、環境を整えていきたいと思います。
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エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
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その謎が明かされてゆく…。
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