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2023.02.07

【2月室内装飾】節分

 

今週は室内装飾“節分”について紹介します。

 

節分とは、本来は季節の分かれ目である「立春、立夏、立秋、立冬」の前日のこと。年に4回ありますが、節分といえば立春の前日を指すようになりました。昔は「季節の変わり目には邪気が入りやすい」と考えられ、年の変わり目(昔は春が1年の始まりだった)でもある立春前日の節分に、邪気の象徴である鬼を追い払う行事が定着しました。

保育園の玄関には【大豆・柊・鰯】を飾っています。

 

ほし組では升に入った煮干しや豆、柊の葉に興味を示し、触れたり持ったりしながら近くで観察する姿が見られました。「葉っぱはギザギザしているね」「鰯っていうお魚だよ」と子どもたちの興味・関心に寄り添いながら丁寧に言葉を掛け関わっていきました。子どもたちは繰り返し感触や様子を確かめていました。

 

つき組では装飾を見つけると「お豆見たい!」「お魚!」と興味を示す姿がありました。近くで観察をする中で自ら大豆や鰯を手に取り「コロコロしてる」「おめめある」と伝えたり柊の葉を見て「チクチクしてるね」等、感じたことを言葉で伝える姿が見られました。子どもたちの感じたことに対し、同じように触れたり観察し共感していきました。その中で「節分の日にこの大豆で豆まきをするんだね」「みんなが元気に過ごせるように鬼さんに豆をまくんだよ」と文化や行事についても分かり易い言葉で伝え、関心を深めていきました。

 

そら組では玄関に飾ってある装飾を見つけると「これは何?豆?」と興味津々の様子でした。「これは大豆だよ。2月3日は節分と言ってみんなが元気で幸せに過ごせますようにという願いが込められていて、悪いものを追い出し良いことが訪れるように“鬼は外、福は内”と言いながらこの大豆で豆まきをするんだよ。」と伝えると「鬼は外!福は内!」と言いながら大豆を手に取って観察したり、鰯の匂いを嗅ぎ「なんか臭いね」と感じたことを言葉にしていました。「鬼はどうして来るの?どこにいるの?」など尋ねる姿もありました。子どもたちの興味や知りたいという気持ちを尊重し、分かり易い言葉で丁寧に伝えていきました。