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2023.01.13

1月室内装飾【お正月】

 

今週は1月の室内装飾“お正月”について紹介します。

 

お正月は、年の始まりにそれぞれの家におりてくる「年神さま」をお迎えし、五穀豊穣と健康を願う行事です。年神さまとは、日本人と関係の深い農耕の神さまで、一年間家を守ってくれます。お正月に行われる一連の行事は、年神さまをもてなすために行われるもので、各地域に色々な祝い方があります。しめ縄飾りは年神さまを迎えるための目印、鏡餅やおせち料理は年神さまへのお供え、暮れの大掃除も綺麗な家で年神さまを迎えるために行うとされています。また、1月1日を「元日」といい、元日の朝を「元旦」と言います。

保育園の玄関には【鏡餅・しめ縄飾り】が飾ってあります。

 

ほし組では鏡餅を持ち上げたり、鏡餅の上に乗っていたみかんに触れ感触を確かめる姿が見られました。子どもたちの興味に寄り添いながら「これは鏡餅っていうんだよ」「これはしめ縄飾りだよ、おうちにもあったかな?」等、繋がりを持てるような言葉掛けを行っていきました。今後も様々なものと出会い、経験していく中で季節や行事に触れられるよう関わっていきます。

 

つき組では散歩に出る際、玄関に行くと装飾に気が付き「みかん!」「見たい」と保育者に伝える姿がありました。そばに置くと意欲的に触れてみる姿や鏡餅を手に取り「重いね」と感じたことを言葉にしていました。子どもたちの感じたことや言葉での表出に対し丁寧に受け止め共感したり、必要に応じて言葉を補っていきました。「お正月に飾るものだよ」「おうちにもあったかな」等、行事や文化に触れられるよう関わっていきました。

 

そら組では玄関に置いてある装飾に気が付くと「これ何?」「触ってみたい!」と興味津々な様子でした。そばに置き観察する中でしめ縄飾りに触れたり、匂いを嗅いで「これパンダさんの好きな葉っぱ?」とイメージや連想したものを言葉で伝える姿もありました。「これはしめ縄飾りだよ。神様をお迎えする為の目印になるんだよ」と分かり易い言葉で伝えていきました。その後、散歩の道中でしめ縄飾りを飾るおうちを見つけると「あ、しめ縄!」と子どもたち同士で発見を楽しみ会話する姿も見られました。発見を共有しながらお正月の行事や装飾を知り、親しみを持てるように関わっていきました。