2022.12.28
１２月玄関装飾
冬至は１年で最も昼間が短くなる日ですが、この日を境に太陽が出てくる時間が長くなっていく為、
かつては冬至を１年の始まりとしていました。
また日に日に日照時間が短くなっていたものが、この日からまた太陽の力が蘇っていくので
昔の人々はこれを【一陽来復（いちようらいふく）】といい太陽の復活を祝っていました。
今月は冬至に合わせて柚子・れんこん・小豆を玄関に飾りました。
柚子：冬至にはゆず湯に入られる方も多いですね。柚子の強い香りが邪気を祓うといわれています。
れんこん：冬至には”ん”のつく食べ物を食べると運気が上がると言われていますよ。
小豆：赤い小豆には厄除け、魔除けの意味があり一年間病気にならず元気に過ごせるそうです。
クラスで柚子・れんこん・小豆に触れたり観察しました。
れんこんの穴に興味を示し、じーっと眺めたり穴に指を入れたりする姿がありました。
「あーむ」と言いながら食べる真似を楽しむ子もいました。
保育者が「柚子いい香りがするね」と柚子の香りをかぐと真似して鼻に近づけていました。
「ん～」「おいしそ」とつぶやく子もいましたよ。
柚子を指で押したりして固さを確かめる子や、「皮むけるかな？」と保育者に尋ねる姿がありましたよ。
れんこんの穴を目に近づけて向こう側のお友達や保育者を覗いてみたり、
れんこんをスタンプにして押したりしました。形や色の混ざり具合を楽しんでいる子どもたちでした。
小豆を「チョコみたい」と言って１粒ずつ手に取ったり、机に落とし音がするのを繰り返し楽しんだり、
小豆をたくさん集め三角や丸などの形を作っていました。
翌日、散歩に行こうとすると玄関の小豆を見て「あんこになるんだよ！」と昨日保育者が話したことを覚えていて話す姿がありました。
そら組はテラスでゆず湯を作り足湯をしました。
柚子を入れたお湯の匂いをかいで「いい匂いがする」等話したり、
「なんでゆず入れるの？」と保育者に聞く子もいました。
「お風呂に柚子を入れると元気になるんだって」と伝えると「お家でもやってみたい！」と話す
そら組さんでした。
早いもので今年も残りわずかとなりました。
子どもたちの成長や育ちを傍で見守ることができ嬉しく思います。
今の関わりが今後の子どもたち一人ひとりの育ちに大きく関わっていくことを考えながら
これからも保護者の方と一緒に成長を見守っていきたいと思っております。
保育園運営にご理解・ご協力いただきありがとうございました。
新年、子どもたちの元気な姿が見られることを楽しみにしています。
良いお年をお迎えください。
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