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2022.12.09

他者との関わり

 

今週は各クラスの他者との関わりについて紹介します。

 

ほし組では運動機能の発達により、ハイハイや伝い歩き、歩行などを行い環境に働きかける意欲を一層高め、人や物への関わりが多く見られるようになりました。保育者に対し玩具や容器に素材を入れたものを“どうぞ”というように差し出し、喃語や単語、身振りで保育者とやりとりを楽しむ姿が見られたり、戸外ではどんぐりや落ち葉等の自然物を見つけると手に取り保育者に見せてくれる様子も見られます。子どもたちの発見や感じたことに共感し、受容的な関わりを大切にしています。また、人や物との関わりの中で他児が使っている玩具に手を伸ばす姿も見られるようになってきました。物への興味や遊びに対する意欲を受け止め「気になったね」「今は〇〇くんが使ってたね」とお互いの気持ちに共感し、代弁をしながら同じ種類の玩具の存在を伝える等、援助を行っています。一人一人一人の遊びが十分に保障されるよう環境を整えながら活動を見守っていき、子どもたちの他者に対する関心にも十分に丁寧に寄り添っていきたいと思います。

 

つき組では安全基地を基盤とする中で他者への興味や関心も見られ、保育者やお友だちの名前を呼ぶ姿や保育者に対し「~したい」、お友だちに対し「~なの?」等、思いを身振りや自分なりの言葉で伝えようとする姿も増えてきました。また、遊びの中では十分な一人遊びの経験を経てお友だちの遊びを模倣する姿や同じ積み木を積む等の姿も見られます。その中で個々の意欲やペースを尊重し言葉を補ったり互いの気持ちを代弁し仲立ちを行っています。模倣等の平行遊びをする中でも一人一人の遊びが保障されるよう環境を整えています。遊びや他社との関わりの中で“伝わった”という満足感ややりとりの楽しさを感じ、十分に遊び込めるようにしています。

 

そら組では自分の気持ちを言葉で表現する姿が増え、遊びの中で「一緒に〇〇しよう」「〇〇作ったよ」「食べて」等、やりとりを行う様子が見られます。子ども同士の関わりややりとりを見守る中で自分の気持ちが十分に伝わり切らなかったり、上手く表現することができず葛藤する場面も見られます。その際には気持ちを汲み取り、共感・代弁や必要に応じて言葉を補う等、仲立ちを行っていき一人一人が安心して他者と関わっていけるよう保育をしています。