2022.12.09
【つき組】「自分でできたよ!」
つき組では以前から信頼関係を築いた大人との関わりの中で、様々な場面において「自分でしたい」という欲求を発揮する姿が見られていました。
例えば手を洗う場面。水を出し、石鹸をつけて汚れを落とし、水で洗い流す。最後にペーパーで拭いてゴミ箱へ捨てる。この一連の動きを保育者の手伝いなしで「自分でやりたい」と行う姿があります。保育者は「自分でしたい」という気持ちを大切に見守り、「ここにも汚れがついているみたい」とさりげなくお手伝いできるような声を掛けたり、必要に応じてほんの少し手を貸したりしていきました。最初は一つひとつ時間はかかりますが、「自分でできた」という子ども達の表情は特別なものです。
着替えの場面です。頭を入れる場所、向き、様々なことを子ども達なりに考え取り組んでいます。近くで保育者に見守られながら行うことで「ここが困っているよ」「ここはできるよ」「これで合ってる?」などいつでもアイコンタクトを取りながら進めています。お手伝いしすぎないように、でも困った時はいつでも教えてねといった思いが子ども達に伝わっているのだと感じています。
お散歩の前には靴下を履いたり、靴を履いたり、真剣な表情が見られていますね。大人が全てやってしまうことは簡単ですが「お散歩へ行きたいな」「準備したい」など活動に期待を持って向かう気持ちを育んでいくことがとても大切だと考えています。一人ひとりによって「やってみよう」と思うまでの時間も違う為、焦らず援助できるような時間設定の中過ごすことも大切にしています。
準備が整ったら出発です。最近では保育者やお友だちと手を繋いで歩くことが「嬉しい」「楽しい」という気持ちも芽生えていますよ。
」
戸外活動や室内遊びの中でも子ども達の「やってみたい」という気持ちが沢山溢れています。一つひとつのシーンでの表情や動きなどを見ていくと「こんなことを考えているかな」「こんな呟きが聞こえてきそうだな」と思う瞬間があります。皆さんはこの写真を見てどんなことを思いますか?
「自分でできた」という達成感を味わい、自信や満足感をもって更にやってみようという気持ちを育んでいけるよう日々の関わりの積み重ねを大切に過ごしていきたいと思います。ご家庭での「自分でできた」の素敵なエピソードなどありましたら是非聞かせて下さいね。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡
https://www.youtube.com/watch?v=OP-42fdGT78