１１月のお誕生会の様子をお伝えします。

１１月がお誕生日のお友だちは、オリオン組のお友だち１名です。３歳になりました。

今日がお誕生会であることを知っていた子ども達は朝おやつの後、自ら椅子の準備を始めます。

保育士が大型絵本の「でんしゃに乗って」を出すと、子ども達は興味津々で絵本の周りに集まってきました。オリオン組のお友だちは興味や関心、好奇心がとても強く、見たい・触れたいと意欲的にその姿を見せてくれます。保育士が「絵本の近くだと見づらいね、どうしようか？」と用意したマットで見ることを提案すると、子ども達も気が付き、それぞれ見やすい位置を探し座り始めました。

「でんしゃに乗って」では様々な動物が次々と電車に乗ってきます。フレーズを聞いて次に出てくる動物を想像し、保育士がページをめくる度に答え合わせのように楽しむ姿が見られました。子ども達一人一人が、伸び伸びと自由に感じた事を発言する姿が印象的でした。「もう１回見たい！！」とリクエストの声も・・・

誕生日カードを渡す場面では、自然と子ども達から「おめでとう」と声を掛け拍手する温かい姿が見られました。「〇〇ちゃんは何歳になったの？」とお友だちに聞かれ「３歳だよ～」と言葉のやり取りを楽しみます。と次のお誕生会を心待ちにする子ども達です。

進級当初は「ぼくもカードが欲しかった・・。」と羨ましく思う気持ちが強く、泣いたり、しょんぼりする姿、取り合いをする姿もありましたが、今では相手を祝う気持ちを伝えたいという思いや姿が溢れとても温かな時間になっています。一人一人に必ず誕生日が来ることがわかり「おめでとう」と言葉をかけてもらう嬉しさを感じたり、「次は〇〇ちゃん（の誕生日）」と自分のお誕生会を心待ちにしたりしています。

保育園は、人と人との関わりの中で様々な思いを経験し、信頼できる大人に支えられ励まされ、成長していくことができる場となります。

子ども達が成長していく姿を実感することができた、とても感慨深いお誕生会でした。

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