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2022.11.18

【つき組】『えのぐ遊び』

 

 

保育園では、五感を使う経験を十分に行う遊びとして絵具遊びを取り入れています。今回は、つき組が夏頃から繰り返し行っている絵具遊びの様子をお伝えしたいと思います。

 

 

安心できる環境の中で、旺盛な好奇心を発揮して興味を持ったものへ関わってみようとするつき組の子ども達。まずは指先でちょん・・・とえのぐに触れてみます。ひんやりとした冷たさや感触など感じ取り、保育者に伝えていますね。少しずつ「おもしろい・・!」「気持ちいい!」など感じ、さらに関わり方に変化が見られていきました。

 

指先から複数の指、手の平、両手・・・と動きもダイナミックになっていきました。そして1つの色だけでなく様々な色を使ってみようと試し始めました。沢山の色があることや、混ざり合って変化していく様子は魅力的なものです。じっくり関わって初めてその魅力に気づいていくのですね。

 

十分に手で楽しんだあとには、道具との出会いがありました。スポンジ等でスタンプのように「ポンポン!」と押したり、紙の上を滑らせる様になぞったり、思い思いの方法で試していました。

 

両手に沢山のえのぐを付け、鏡にその手を当ててみると手型がつきました。その瞬間パッと表情が明るくなったAくん。その後何度も鏡や壁にペタペタとえのぐをつけています。「楽しそう!」と他のお友だちも次々加わりました。とても満足そうな表情ですね。もしかしたらこの姿を見たら「やめて欲しい」という気持ちが生まれるかもしれません。ですが子ども達が好奇心を持って試す素敵な姿として見守ってみることにしました。

見守られる中、満足するまで遊び一息つく姿がありました。「沢山遊んで楽しかったね。鏡と壁が汚れちゃったから綺麗にしようかな」と呟くと子ども達も一緒に拭き始めました。綺麗にすることも子ども達にとって楽しい遊びの一つのようでした。「綺麗になったね」と満足そうな様子でした。

 

 

 

次のえのぐ遊びでは、前回の子ども達の姿から壁に段ボールとビニール袋を貼って環境を整えることにしました。画用紙で楽しむ子や、用意した段ボールに手型やスポンジで「ぺったん!」と色を付ける子などお気に入りの場所を見つけて思い切り楽しむ姿が見られていました。こんなにいきいきとした表情で活動に向かう子ども達の姿に私たち保育者も嬉しい気持ちになりました。

自分なりにいろいろな方法や視点から探求したり五感を十分に使う経験は、生活や遊びに自分のものとして取り入れていく力へと繋がっていきます。じっくりとやってみたいことに関わることができる環境を整えていきたいと思います。そして子どもの見出したことや感じ取ったことに、思いの寄り添った言葉で共感していけたらと思っています。

 

えのぐで沢山遊んだ日の帰りには、汚れた服を見て「楽しかったの?」と受け止めて下さる保護者の方の姿が見られ温かい気持ちになります。いつもご協力いただきありがとうございます。

 

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「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

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