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2022.11.17

11月室内装飾【七五三】

 

今週は室内装飾“七五三”について紹介します。

七五三の起源となる時代には、子供が健康に大人に成長するということは、とても幸運なことでした。3歳~7歳は特に病気にもなりやすかったため、3歳、5歳、7歳の節目に成長を神様に感謝し、お祝いをしたことが七五三の由来とされています。千歳飴は「千歳(ちとせ)」には「千年」「長い年月」の意味があり、千歳飴の細長い形状や、引っ張るとどこまでも伸ばせる性質から、「細く長く粘り強く、いつまでも健康で長生きしてほしい」という意味が込められています。また、千歳飴を入れる紙袋の絵柄にも意味があり、一般的に「松・竹・梅」「鶴・亀」といった縁起物が登場します。菊の花言葉は高貴・生命力で、菊を使ったことわざは「菊を活けると良い子に育つ」「 菊を飾れば 福が到来」などがあり、縁起がいい花です。

 

玄関には【千歳飴】と【季節の花】を飾っています。

 

ほし組では千歳飴花を見ると興味を示し、手を伸ばし触れてみようとする姿が見られました。千歳飴の感触を確かめたり花に優しく触れる様子も見られました。一人一人の興味に寄り添いながら一緒に観察をしました。今後も個々の意欲やペースに寄り添い、安心感を持って過ごせるよう関わっていきます。

 

つき組では散歩へ行く際、玄関で装飾を見つけると「お花!」「見る」と興味を示し、伝える姿がありました。近くで花を観察したり優しく触れ感触を確かめていました。千歳飴と袋を手に持つと、棒状の飴がクレヨンに見えたようで「かきかき」と書くような仕草を見せていました。「クレヨンにも似ているね」と気付きに共感しながらも「これは千歳飴という飴だよ」と伝えると改めてじっくり観察したり、鼻に近づけ匂いを確かめる姿もありました。「この飴は七五三の時に食べるんだよ。いつまでも健康で元気に長生きできますようにという意味があるんだよ」と行事や由来も丁寧に伝えていきました。

 

そら組では玄関の装飾に気付くと「これは何?」「お花きれいだね」と感じたことを言葉にする姿がありました。「3歳、5歳、7歳の時には元気に大きくなれたことを神様にありがとうと感謝してお祝いをするんだよ」「皆ももう3歳になるね」と七五三について分かり易い言葉で伝え、子どもたちが自分たちの成長を感じ、喜べるよう関わりました。千歳飴を初めて見たようで色や形をじっくりと観察し「剣みたいだね」「赤と白があるね」等、気付いたことを子ども同士で言葉を使い共有する姿も見られました。今後も子どもたちが安心できる環境の中、健康で楽しく過ごし、成長していけるよう関わっていきます。