NEWS

お知らせ

View More

2022.11.10

私の赤ちゃん(そら組)

寒暖差が激しく、乾燥する日々が続いていますね。

戸外に行く時間は、日差しが強く上着なしで丁度よい温かさなので

「暖かいね」というつぶやきが聞こえてきます。

さて、今回は子育て奮闘中のそら組さん(2歳児クラス)の赤ちゃんたちを紹介します!

1歳児クラスの時からお世話をしてくれている赤ちゃん人形。赤ちゃんも一緒に進級していますよ!

1,2歳児クラスでは、一人一体分の赤ちゃんを準備し、顔や髪色、

大きさ等十人十色で、毎年職員で手作りしています。

 

一緒に過ごす中でお気に入りの一体に出会い、いつも同じ赤ちゃんを手にする姿が見られたら

その子の赤ちゃんとしてお世話をしてもらっています。

1歳児クラスの時は、ご飯を食べさせたり午睡時に一緒に寝たりするのが主でしたが、

2歳児クラスに進級後は、名前を決めてあげて「ももちゃんのママ~」と子どもたち同士で

呼び合う姿も見られ、「今日はお仕事ですか?」等まるでママ友のような会話をしています。

ごっこ遊びが盛んになってくると、赤ちゃんを病院へ連れて行って病院ごっこをしたり、

予防接種をしに行ったり、保育園に預けたりと子ども自身の日々の体験を再現して遊んでいます。

ある日の戸外へ行く前、いつも通り赤ちゃんのお世話中の子に「公園に行こう!」と誘うと

「赤ちゃんが泣いてるからどうしよう・・」と真剣に悩む姿があったので、

「一緒に連れていく?」と提案をし、連れていき始めました。

ただ連れていくのではなく、「今日は寝ているから、ベッドで待ってるんだ」と連れて行かない日

があったりと赤ちゃんの気持ちを想像しながらお世話をしてくれているのを感じます。

帰り道は「赤ちゃん寝てるから静かにしてね」と、散歩中の会話は小声で話していますよ。

一緒に寝る前には、優しくトントンをして寝かしつけをしてくれています!

 

 

 

お人形遊びは、自分が受けた愛情を赤ちゃん人形(他者)に対して反復する中で、

他者を思いやる心を育んでいます。

お友だちの気持ちを代弁するのと同様に、「赤ちゃん眠いみたいだよ」等赤ちゃんの気持ちも

保育者に代弁されていく中で、自分と他者が違う気持ちを持っていることに気付いていきます。

子どもたちが、赤ちゃんに「してあげたい」と大切にしてくれる気持ちを大切にしていきたいと

思います。

まだまだ子育て奮闘エピソードがたくさんあるので、また紹介しますね!!