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2022.11.12

チューリップの球根植え

 

戸外活動がはじまり、木の実や落ち葉など自然物に関心を深めていく子ども達です。寒さが増し、皆で育てた朝顔も種ができてお世話がひと段落しましたので、チューリップを育てることにしました。繰り返し植物を育てていくことで新たな発見に繋がったり、春を楽しみに待てるようにしていきたいです。

 

そら組とつき組では初めに球根を観察していきました。チューリップは球根なので、朝顔の種とは見た目から全く違いますね。経験したこととの違いを不思議に感じたようです。「なんだろう?」と考える姿を大切にするため、まずは子どもの感じたことを受け止めます。見た目から栗を連想する子どもがいましたよ。色と形が似ていることを言葉で共有していきました。

 

 

触って観察していくうちに皮が剥けることに気が付きます。指先を使って、真剣な眼差しで剥いていくと白いツルッとした球根が姿を現します。皮の硬くてカサカサした触り心地が気に入ったのか、皮を満足するまで観察する様子もありました。

 

 

皮がきれいに剥けると「大根みたい」という感想も聞こえてきました。保育者はニンニクに見えたので、人によって感じ方が違って面白いですね。匂いを嗅いでみると、「何もしない、先生も嗅いでみて」と感覚を共有しようとします。「本当だ、匂いないね」という保育士の言葉に、チューリップの球根は匂いがしないものだという発見が子ども達の中で確かなものになりました。

 

 

球根の観察が十分にできると、今度はプランターに植えに行きました。朝顔を育てた時と同じ道具を使用することから、これから何をするのか、どのように使う道具なのかが想像ついて「やりたい」という気持ちが増し、体もどんどん前のめりになっていきます。一人ずつ優しく土の上に並べてからスコップで土のお布団をかぶせていきます。

 

 

お水もたっぷりあげて、チューリップが咲くのを楽しみに待てるようにお話をしていきました。「何色のお花になるかな?」という問いかけに、『チューリップ』の歌を思い出して赤、白、黄色という意見もあれば、自分の好きな色をあげるお友だちもいました。図鑑のチューリップを見て、成長を楽しみにしています。

 

 

 

 

ほし組でも球根の観察をしてみました。季節の野菜や果物、お花等をよく観察してきた経験から、保育者が持ってきたものに最初から興味津々な様子でした。皮を剥いたり、いつものように食べる真似もしていました。おいしそうに見えたのですね!触って感触を確かめるだけでなく、じっと見つめる姿もあり、関心のあるものに対する関わり方の変化を感じました。言葉を添えていき、さらに関心を深められるようにしていきました。

 

 

 

チューリップは芽が出てくるのに時間がかかること、球根からどのように根や芽が伸びて成長していくのか見てもらいたいという理由から水栽培もしています。2日ほど水につけて置いただけで早速根が伸び始めていますよ。もう少し成長したら玄関に飾っていつでも観察できるようにしたいと思います。保護者の皆様もお子様と一緒に、送迎の際に観察してみてくださいね。

 

 

 

 

 

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「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

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