2022.11.09
ほし組 赤ちゃん人形
つき組、そら組の子どもたちに1人1体用意している、その子だけの赤ちゃんのお人形。
1体1体、体や髪の毛、顔、衣服なども含めてすべて職員の手作りです。
先日、ついにほし組さんにも導入しました。
「この子は〇〇ちゃんの赤ちゃんだよ」
「この子は〇〇くんの赤ちゃん」
と、赤ちゃんを一人ずつお部屋に連れてきて、子どもたち一人ひとりにそっと渡すと、
少し戸惑いながらも保育者と赤ちゃんを交互に見たり、触ってみたりする姿が見られました。
自分が使っていたスタイを赤ちゃんが身に着けていることに気が付き、
指差したり声を出したりする姿も見られましたよ。
この『赤ちゃん』は、子どもたちが人間関係を広げていくために必要な、
「自分と第三者との間に信頼関係を築く」という行為の土台を作るために設置しています。
子どもたちは、身近な大人の温かい声掛けや関わりの中、
欲求や思いを十分に受け止めてもらうことで、相手を信頼し情緒が安定していきます。
そして、少しずつ、大人が自分にしてくれたことを模倣しようとして、
『赤ちゃん』に優しい言葉掛けをしたり、お世話しようとしたりする姿が見られるようになります。
また、自分が大人にしてもらったことを、同じように赤ちゃんにしてあげることで、
自分が大切にされている、ということを感じることもできます。
子どもたち一人ひとりの『赤ちゃん』を、
『お人形』ではなく「本物の赤ちゃん」として関わることを大切にしながら、
子どもたちと赤ちゃんの関わりを見守っていきたいと思います。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡
https://www.youtube.com/watch?v=OP-42fdGT78