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2022.10.11

10月室内装飾【十三夜】

 

今週は室内装飾【十三夜】について紹介します。

 

十五夜の後には、「十三夜(じゅうさんや)」という日本古来のお月見の日があります。新暦では、十五夜と同様に十三夜も毎年ちがう日になります。十五夜は新月から数えて15日目で満月、もしくは満月に近い月。同様に十三夜は新月から数えて13日目で、満月には少し欠ける月です。十五夜と対をなすのが十三夜。この2つを合わせて「二夜の月」とよびます。お供え物としてススキ用いられますが、ススキは稲の穂に似ているため飾られるそうです。

保育園の玄関には【月見団子】が飾ってあります。

 

ほし組では月見団子に興味を示し、積極的に触れて感触を確かめる姿が見られたり、初めて見たものに対し不安な表情の子どもも保育者が月見団子に触れ見た目や感触を言葉にして丁寧に伝えていくと、徐々に安心した表情で自ら団子に触れ感触を確かめる姿が見られました。「月見団子、もちもちしているね」「柔らかいね」と子どもたちの興味に対して丁寧に関わっていきました。

 

つき組では装飾を見つけると「何あれ」「見る」と興味を示し保育者に伝える姿がありました。近くで観察していると「黄色」「白」「丸い」と見た様子を言葉にして伝えていました。触れてみると柔らかいことに気付き「あ!これ」と言い、保育者も一緒に触れ「お団子ツルツルするね」「柔らかいね、優しく触ってあげようか」と感触や発見に共感する関わりを行っていきました。色や形、大きさへの興味を受け止め丁寧に関わり、行事への関心も深まるように関わっていきます。

 

そら組では隣のクラスのお友だちが装飾を観察している様子に気付き、興味を示し「見たい」と保育者に伝える姿がありました。保育室に装飾を持ってくると椅子に座り月見団子に触れ「柔らかいね」「ここはちょっと固い」と触れた感想を言葉にし、保育者に伝える姿がありました。子どもの気持ちに寄り添い代弁する関わりを行いつつ、「十三夜というお月見の日にこのお団子をお供えして月を見るんだよ」と十三夜について分かり易い言葉で伝えていきました。