【ほし組】食事の様子

2022.10.06

今週は、ほし組の様子をお伝えしたいと思います。

保育園では日々の生活の中で「お腹がすいた」「眠い」などの欲求(生理的欲求)を心地良く満たしていけるような関わりの積み重ねを大切に過ごしています。食事の時間には保育者との安定した愛着関係の中で『食べることが楽しい』という気持ちが大きくなっている姿が見られています。

一口食べて保育者と目を合わせて笑顔が見られます。「おいしいね」と保育者も笑顔で共感しました。温かい関わりの中で空腹が満たされる経験がとても大切なのですね。

このような姿は、食事の時間だけではなく遊びの中でも見られています。「ごっごっごっ・・」とコップを口に当てて何か飲んでいます。パッと顔を上げ保育者と目を合わせると、「はあ〜〜〜！！」と満面の笑顔を見せていました。「はあ〜！おいしいね〜！」と保育者も飲んでいるかのように寄り添うと、その後何度も繰り返しやり取りを楽しんでいました。

子ども達一人ひとりの歯の生え具合や、咀嚼や嚥下の発達の様子を見ながらその子にあった大きさや固さで提供し、自分で掴んだりつまんだりして手掴みの経験も十分に行っています。

様々な食べ物を見たり触れたり味わったりする中で『自分で食べたい』という意欲も大きく育っているようです。食具にも少しずつ興味が出てきたり、おわんに手を添えてスープを飲もうとする姿も見られはじめているので一人ひとりのペースを尊重しながら介助していきたいと思います。

顔や頭にもおいしいごはんを沢山くっつけて食べています。「おいしそうなお顔になったね」と保育者が微笑む姿に子ども達も目を合わせていました。満足そうな子ども達の表情は私たちにとっても嬉しい気持ちになります。食事の前後や汚れた時は顔や手を拭いて、きれいになった心地良さを感じられるような関わりを重ねていきたいと思っています。