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2022.09.15

お月見団子作り

今年は9月10日が十五夜でした。その十五夜に向けて4・5歳児クラスで9月7日(水)に

お月見団子作りを行いました。

 

十五夜は元々中国由来の行事で、日本では秋に収穫期を迎える里芋や栗などを供えて

豊作を祈る行事とされています。江戸時代になり、同じく秋に収穫する米の豊作を祈るため、

特に米で作ったお団子を供えるようになったそうです。

日本では古来より月への信仰があり、月の神様である「月読命(つくよみ)」は

農耕の神様でもあったため、十五夜にお供えを通して祈りを捧げていたといわれています。

 

そんな由来ついて子どもたちとやり取りをしてから、お月見団子作りが始まりました。

白玉粉と水を混ぜていき、おもちのような感触を楽しんだり、ツルツルになるように

丁寧に丸める姿が見られましたよ。

水の量を子どもたちで考え試していく中で、水を足しすぎてしまい、液状になってしまう場面も

ありましたが、「次に作るときには失敗しないね」「どうして水を入れすぎるとドロドロに

なるんだろう」と子どもたちなりに考える姿も見られました。

お団子を茹でる所も実際に見る中で、「ツルツルになった」と喜んだり、

飾りながら「これ私が作ったお団子!」と得意気な表情でした。

実際に自分たちで作ることで、より興味を持ち、「お月様見たよ」

「お家でもお団子作って食べた」と季節の行事に触れる機会になったようでした。

 

 

 

子どもたちが作ったお月見団子は、秋が旬のぶどう、栗、里芋、さつまいもと一緒に玄関に

飾りました。1・2・3歳児クラスの子どもたちも興味を持ち、お団子を触ってみたり、

じっくりと観察する姿が見られましたよ。

 

今後も季節の行事についてやり取りを行い、四季の移り変わりを感じたり、興味を持って

行事に触れられるように、様々な体験を取り入れていきたいと思います。