2022.08.31
「もっと知りたいな」
８月の室内装飾の観察をした後日・・・。
再び保育者が、ほおずきをそっとお部屋へ持って行ってみました。すると、「あ！」とすぐに気づき興味を示す子ども達。以前観察していたほおずきを思い出したようでした。１回目の観察では、茎についたほおずきに触れたり、中の実に気付き覗きこんだりして満足していた子ども達でしたが、２回目の観察の姿には変化が見られていました。
〈つき組〉
中に見える実に興味を示しています。”何か入ってる！”と目を輝かせて覗いています。近くのお友だちも一緒に覗き込んで興味津々です。実をギュッと掴んで力を入れて取ってみようとしますがなかなか取れません。保育者もさりげなくお手伝いをしながら取ってみました。
丸い実を手にした子ども達。嬉しそうに実を見つめたあとに保育者とアイコンタクトを取る子、実を手の中でコロコロ転がしながら色々な角度から眺める子など様々です。「実が取れたね」「丸いね」「これは何かな」と子ども達の様子に合わせて言葉を添えて関わりました。力を入れて持つと潰れそうな固さでしたが、力を加減しながら大事そうに持っていました。中には「トマト・・」と呟く声が聞かれたり、十分に観察したあとは机や床に転がす姿も見られていました。
〈そら組〉
どうやったら実が取れるかな・・と試行錯誤しています。実が潰れないように力を入れながら自分で取る事ができとても満足そうですね。生活や遊びの中でなんでも「自分で」という気持ちを発揮し挑戦する姿が見られるそら組さん。じっくり興味を持った物に関わる中で、自分なりに考え発見を楽しんでいるようです。
観察をする中で少し薄皮が剥けている箇所に気付き、その中身が気になった様子です。指先で上手に薄い皮を剥いていきます。中の水分が少し出てきました。表情に注目すると、なんとも言えない表情を浮かべていますね。近くにいたお友だちもじっと見つめていました。
子ども達にとって遊びは『研究』や『実験』そのものです。前に経験したことと繋ぎ合わせながら「もっと知りたい！」「もっと関わりたい！」と探求心をさらに持って関わっているのですね。そんな子ども達の姿を大切にしながら興味関心に寄り添っていけたらと思っています。
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「みんなの頭の上にあるものは何？」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾！
♡ハートの種明かし♡
