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2022.08.18

夏まつり

8月6日(土)夏まつりが行われました。

今年の夏まつりは、普段の子どもたちの草花を使った遊びを発展させ、お家の方と一緒に保育園での遊びを楽しんでいただこうと、草花遊びをテーマに各コーナーを設置しました。

 

1つ目のコーナーは草花を使ってカード作り、染め紙を楽しみました。

  

花をすり鉢に入れ、水を入れ、すりこぎですりつぶしていくと、透明な水がきれいなピンク色に変わります。そのピンクに染まった水に折りたたんだ半紙を浸して開いていくときれいな模様ができることに気づき、思わず「かわいい…」とつぶやいていた子もいました。

また、透明な水がきれいなピンク色に変わっていく様子が不思議なようで、染め紙やカード作りを忘れて熱心に色水を作り続けている子もいましたよ。まるで、研究者のようでした。

花の数と水の量でピンク色が変化するのも興味深いようで、それぞれの量を調整しながら何回も色水作りを楽しむ子もいました。花で色水遊びができることに驚いている保護者の方もいましたよ。

 

2つ目のコーナーは、水で開く不思議な花『水花』を折り紙や和紙で作り、霧吹きで水をかけたり、園庭に用意されているタライの水に浮かべて、花が開く不思議な様子を楽しみました。

紙の種類によって、なかなか開かなかったり、すぐに水に沈んでしまったりという違いがありましたが、一番きれいに咲いたのは折り紙でした。「折り紙が一番きれいに咲くんですね。」と保護者の方も意外な様子でした。

タライの水の中に沈んでしまった花も子どもたちには魅力的だったようで、水の中に手を入れながらゆらゆらと動いている花をじーっと見つめている子もいました。

 

3つ目のコーナーは、園庭を使った草花遊びです。

  

 

室内での色水遊びを最初に楽しんだ家庭がほとんどだったので、園庭では、笹を使ったり草や木の葉を使って遊べるようにと準備はしていましたが、園庭でも色水遊びを楽しむ子がほとんどでした。室内とは違い多めの水を使ってコップにジュースのように注いだり、すりこぎは使わず、ビニール袋に花と水を入れ手で揉みながら色水を作る子もいました。室内にはない黄色い花からきれいな黄色の色水を作る子もいましたよ。

花だけでなく、園庭の草や葉を使って、色々な色水を作って楽しみました!

 

今年の夏まつりでは、じっくりと時間をかけて遊ぶ子が多く、親子、きょうだいでゆっくりと過ごせているようでした。普段、園で遊んでいる様子も垣間見えたようで「いつもこんなふうに遊んでいるんですね」と話されている保護者の方もいましたよ。じっくり遊び、まんぞくした表情でお家の方と帰っていく姿がたくさん見られ、私たちも嬉しい気持ちになりました。

ぜひ、お家でも草花遊びを楽しんで頂ければと思います!