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2022.08.16

8月室内装飾『お盆』

 

 

8月は室内装飾として『お盆』をテーマにほおずき、精霊馬・精霊牛を飾りました。

お盆は亡くなられた方やご先祖様が、あの世と呼ばれる世界(浄土)からこの世(現世)に戻ってくる期間のことです。故人が生前を過ごした場所、主に自宅でお迎えして、再び戻っていくあの世での幸せ(冥福)を祈る機会となっています。

☆精霊馬・精霊牛・・・「霊が戻って来られる時にはきゅうりの馬に乗って一刻も早く家に帰って来てもらい、少しでも長くこの世にいてもらいたい、帰る時にはなすの牛に乗って景色を楽しみながらゆっくりと帰ってもらいたい」という願いが込められています。

☆盆提灯・・・お盆に帰ってくる故人の霊が道に迷わないようにするための目印です。また、同時に故人の冥福を祈り、感謝を表すものでもあります。

 

各クラス観察を行いました。

〈ほし組〉

初めてのほおずきに興味を示し、「あ〜」「ばっば!」などと声をあげて見つめたり、手を伸ばしたりしています。ぎゅっと握ると『カサッ』とほおずきの皮の乾いた部分の音が鳴りました。その瞬間「・・・はっ!!」と驚き保育者と目を合わせていました。「音が鳴ったね」と発見に共感して過ごしました。

きゅうりとなすにも積極的に手を伸ばしています。割り箸の足が付いたなすの牛を歩かせるような動作をする姿も見られ、もしかしたら何か人形のような感覚を抱いたのかもしれませんね。

 

 

〈つき組〉

ほおずきを色々な角度から見つめています。写真の表情からもとても魅力を感じて関わっている様子が伝わってきますね。破れた皮の中にオレンジ色の実があることに気付き、覗く姿も見られていました。

 

精霊馬と精霊牛を見見つけ、保育者に発見を様々な形で表現しています。子ども達とのやり取りの中で「おうまさんとうしさんなんだよ」と伝えてみると、じっと耳を澄ませていました。保育者との関係性の中で言葉や動作などに興味を持って聞きたいと思う気持ちも大きくなっているようでした。

 

〈そら組〉

ほおずきの皮が破れた中に実を見つけ、「なにか入ってる!!」と気付いたお友だちがいました。何かじっと考え隣のほおずきに手を伸ばすと、ビリビリビリ・・と破いていきます。「・・・あ!!」と中の実を覗きこみ「見つけたね〜!」ととても嬉しそうな表情を浮かべて保育者と笑い合っていました。「トマトみたい」「でもトマトじゃないね〜」と楽しい掛け合いも聞こえてきました。

精霊馬と精霊牛をじっくり観察しています。「つるつる」「ざらざら」と野菜の感触を確かめたり、「ブーン!」と車のように走らせて遊んだり、自由な発想の中で楽しんでいます。「確かにね、乗り物みたいだよね」と子ども達の表現に共感しながら関わりました。中には、保育者が呟いた声を聞いて「うしさん?」「空から人が来るの?」とやりとりに繋がる場面もあり、なんとなくイメージを膨らませながらお話ししている様子が見られていました。

 

伝統や行事の意味を理解してもらう為のやり取りではなく、子ども達の興味関心に合わせた寄り添いや関わりを大切に日々の保育を行っていきたいと思っています。

 

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コロナウイルス感染防止に伴い、引き続き園では感染症対策をしております。保護者の皆様には、送迎時、検温とクラスに入室前には手洗いのご協力を引き続きお願い致します。(つき組、ほし組の水道をご利用いただけます。)

 

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「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

https://www.youtube.com/watch?v=OP-42fdGT78