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2022.07.13

うどん作り

今回は、先日行ったうどん作りの様子をお伝えしたいと思います。

 

〇そら組

保育者が準備をし始めると、小麦粉と水に興味津々で近づいてきたそら組の子どもたち。

小麦粉に触り、保育者と一緒に「サラサラだね」と手触りの感触と言葉が結びつくようなやりとりを重ねました。

そこへ水を入れると、見た目も感触も変わり、

「べたべたしてる」と子ども同士でやりとりをする姿も見られました。

生地がまとまってくると、“これはなんだろう”という不思議そうな表情や、

触るのには少し抵抗があるような姿もありました。

保育者が小さくちぎって、目の前で触って見せると、少しずつ触れてみるようになり、一緒に触っていくことで安心して生地をこね始めていました。

愛着形成のできている大人が触ることで、「これは触っても大丈夫なもの」と安心して触ることができたようです。

足で生地を踏むと、「かたい」「やわらかい」など、足の裏から伝わってくる生地の感触を言い表していました。

目や手、足など、体のあらゆる場所を使って、五感で感じたことを言い表しながらうどん作りを楽しみましたよ。

 

〇にじ組

調理の先生がうどんの材料や作る行程を話しているのを、興味津々で身を乗り出して聞き、

中には立ち上がってじっくり耳を傾けている姿もありました。

材料を混ぜたり、生地をこねたりする中で、

「つめたい」「やわらかい」「ねんどみたい」と感じたことを話しながら作っていました。

足で生地を踏む行程では、走るようなイメージで踏むスピードを速くしてみると、

「うわ、どんどんやわらかくなっていく!」と目を輝かせながら夢中で踏んでいましたよ。

当日のおやつでうどんが出てくると、「もっとたべたい」といつもよりもみんなよく食べ、

おかわりをする姿も見られました。

“自分で作ったうどん”とよく理解しているからこそ、いつも以上に美味しく感じたのでしょうね。

 

〇ひかり組

ひかり組の子どもたちは期待に胸を膨らませて登園してきました。

小麦粉を触り「きもちいい!」「つめたい」と感じたことを友達と共有していました。

そこに水を入れると、小麦粉が水をはじいている様子を見て、

「水たまりみたい」「グミみたい」と言いながら観察し、不思議さを感じているようでした。

混ぜていくと手にベタベタとくっつき、「ビヨーン」と伸ばし、そんな感触を味わいながらうどん作りを進めていきました。

「ほんとうにうどんになるの?」「ぜんぜんまるくならない!」と不安を感じたり試行錯誤したりしながら、

保育者や友達と一緒に夢中で取り組んでいましたよ。

   

足で踏む行程でも、「なんで穴があいたの?」と生地についた自分のかかとの跡を見て疑問に思い、

言葉にする姿があり、うどん作りのあらゆる行程の中でたくさんの疑問や発見があったようです。

   

めん棒で生地をしっかり伸ばした後は、保育者が包丁で切っていきました。

「ふといよ」「ほそいんじゃない?」などと言いながら保育者を見守り、切って麺らしくなったことで

「もうおいしそうだね!」とも話し合う子どもたちでした。

   

おやつでは、うどんを食べながら、「みんなでつくったうどんだもんね」「がんばってつくったもんね」

と子ども同士で会話を重ね、味わってよく食べていました。

「粉だったのに、こんなにツルツルになってる!」と茹でられたうどんを見ながら、

小麦粉だった時のことを思い出してしみじみする姿もありました。

材料からうどんを作るという経験をしたからこそ、そのような気付きが得られたのですね。

 

 

〇ゆめ組

ゆめ組の子どもたちは、うどん作りの工程に入る前の準備の段階から、見通しを持って取り組んでいました。

「エプロンつけるの手伝うね」「わたしもやってあげる」と互いにエプロンの着脱を手伝ったり、

「手を洗っても、いろんなとこ触っちゃったらバイキンついちゃうよね」

「じゃあ、どこも触らないように待ってた方がいいね」と話し合ったり、

保育者が言ったことではなくても、自分たちで考えて話し合って、自分たちで決めて行動に移す、

という姿が見られました。

   

材料を混ぜる場面でも、友達がやりずらそうにしていることに気付くと、

「もう少しこっちにくる?」と言いながらみんなが触れるような場所にボウルをずらす姿もあり、

自分のことだけでなく周囲も見ながら取り組んでいるということが伝わってくる場面でした。

   

材料を混ぜる中で、生地が少しずつ1つの塊になっていき、その過程を「おもちみたい」と感触を楽しみながらこねていましたよ。

足で踏む行程では、1人ずつ順番に踏みつつ、まだ踏めていない友達がいることに気付くと「おいでよー!」と声をかけていました。足で踏むだけでなく、時々手でも“ぎゅっぎゅっ”と押して、生地の硬さや感触を確かめていました。

   

めん棒で生地を伸ばす友達の姿を見守り、交代しながら、

互いの姿をじっくり見ながら生地が伸びていくのを観察しています。

次に、包丁を保育者と一緒にしっかり握って、生地を切っていきます。

包丁を使うということもあって、少しドキドキしたような面持ちで友達が切っているのを見つめていました。

包丁という道具の便利さや危なさを知る機会となったようです。

 

おやつでうどんを食べてみると、「おいしい!…けど、かたい!」と子どもたち。

生地をしっかりこねたことでコシがでたのと、少し太めの麺となったこともあって、そのように感じたようです。

それでも、自分で作ったうどんは格別なようで、

「アゴが疲れるけど、すごくおいしいね!」と言い合いながら食べていましたよ。

 

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「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

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