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2022.07.02

【ほし組】大人の模倣

あっという間に梅雨が明け、暑い夏がやってきましたね。

今回はほし組の子どもたちの様子をご紹介します。

 

保育者との安定した関係を拠り所にして、子ども達は日々自分を取り巻く環境に興味を持ち、見たり触ったり、様々な関わり方を試しながら遊んでいます。

そんな中、最近は少しずつ「保育者が使っているもの」に興味を示し、手を伸ばすことがより増えてきました。

 

  

子ども達の鼻水を拭いたり、床に落ちているものを拭いたり、様々な場面で保育者が手に取るティッシュの箱。

毎日大人が使っているものに、「あれはなんだろう」と子どもたちはとても興味津々でした。

 

この時期の子どもたちにとって、身近な大人が使っているものに興味を示し、「モノ」として見たり触れたり、試したりすることは大切なあそびのひとつです。

その姿に応じて、最近は子どもが興味を持った時に「触ってみる?」と空箱を渡したり、安全を確保できる環境であればティッシュそのものを渡したりしながら、実際に触れて遊べるよう環境を作っています。

 

床などに当てて音を出したり、穴から手を入れてみたり、箱に書いてある文字を指差したり、様々な方法で自分なりに試しては、音や仕組みに気付いて「みて!」と保育者に笑顔を向けて教えてくれます。

「ほんとだ、音が鳴るね」「不思議だね」と子どもたちが捉えているものを一緒に受け止めると、伝わったことに満足して、違ったあそび方を試す姿も見られるようになりました。

 

また、発達によっては、「保育者がしていること」にも興味を示し、模倣する姿も見られるようになってきました。

毎日保育者が机やオムツ替え用のマットなどを拭いている姿を見ていたことで、「拭く」という行動が魅力的に見えたようです。

 

保育者がいつものようにペーパータオルで机を拭き始めると、「あ」と喃語や仕草で「自分もやりたい」と伝えてくれるようになりました。

「一緒に拭く?」「きれいになったかな」と言葉を掛けながら、大好きな大人と同じことをしたいという思いに寄り添い、見守っています。

 

 

保育者と一緒に机を拭いている様子に興味を持ち、近くに来たり、同じように手を動かしたりする子どもの姿も見られるようになり、今では数人の子どもたちが「拭く」ことを楽しんでいます。

いつも玩具を拭いて消毒している保育者の姿も見ていたのか、玩具のコップを手に取って拭く場面もありました。

 

小さな手や腕を一生懸命動かして、大人と同じことをしてみようと試行錯誤する姿はとてもかわいらしいです。

「大好きな大人と同じように使ってみたい、触ってみたい」と模倣をすることは、「道具」としての使い方に気付いたり、生活の仕方を獲得することにもつながります。

今後も子どもたちの模倣をしてみたいという思いに寄り添い、安全に試すことができる環境設定と、丁寧な関わりを行っていきたいと思います。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

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