2022.07.01
室内遊びの様子【そら組】
暑い日が続いていますね。暑さ指数を確認すると、毎日熱中症の警戒アラートが発令されています。
こまめに水分補給をとりながら、熱中症対策を心掛けていきたいと思います。
お散歩は、しばらくお休みとなりますが、室内でものびのび遊んでいる姿があります。
今回は、そら組さんの様子をお伝えします。
粘土を机に伸ばしたり、手で転がしたりと試行錯誤しながらイメージするものを
作っています。
手を器用に動かしながら、粘土を長く伸ばしていて、そのような姿もみられるようになったのかと、
成長に驚きます!
”恐竜のたまご”や、お料理、指輪など、それぞれが好きな物に見立てています。
完成すると保育者に「みて~!」と見せながら何を作ったのか話しています。
子どものイメージを尊重しつつ「どんな味かな?」「ふわふわかな?固いのかな?」等と
さらにイメージを深めたり、作ったものを通して言葉でのやりとりを楽しめるよう関わっています。
作ったものは、「〇〇作ったの?」等と、保育者が決めつけず、子どもが自由に想像したりイメージできるよう
配慮しながら一緒に遊びを楽しんでいます。
小麦粘土では、粘土とは違い柔らかい感触や伸びることがおもしろいようで、
「長いね~!」「冷たい!」等と話しながら感触を楽しんでいました。
何か感じとる子どもの表情、キラキラしていて素敵ですよね!
色ごとに遊ぶ子や、混ぜて遊ぶ子など、子どもによっても遊び方は様々です。
のりでは、紙に貼るだけでなく、紙を丸めてのりをつけ、また紙をつけ足してのりをつけ丸めて・・・を
繰り返して球体を作っている子もいます。
集中している時は見守り、子どもから「〇〇なんだよ~!」等と表出があった時に応答的に
やりとりをしたり共有しています。
途中で手を拭きたい子もいるので、すぐに手を拭き不快を快にできるよう
手拭き用の布巾を用意しておくことで、集中して遊び込んでいます。
当園では、何かを一斉に作るといった製作は行っていません。
大人が指示して作らせるのではなく、廃材や、紙、画用紙、のり、クレヨン等を置いておき、
子どもが作りたいときに作れるよう環境を整えています。
様々な発想が飛び交っていて、子どもの発想力に驚かされます。お友達が発した言葉も聞いていて、会話が膨らんだり、「〇〇作ったよ!」と聞くと「いいね~!」等と応えており、笑ってしまいます!
共有しながら、子どものイメージが膨らんだり引き出せるような関わりを大切にしたいと思っています。