今週は１６日(木)に行われたほし組とつき組の誕生会の様子を紹介します。

ほし組では保育者が誕生日プレートを壁に貼って準備をしていると興味を示し、誕生日プレートに触れてみたり、「なにか始まるのかな？」と不思議そうに見つめていました。それに対して「今日は〇〇ちゃんの１歳のお誕生日をみんなでお祝いしようね」と言葉を掛け、気持ちに寄り添えるよう関わりました。誕生児は保育者から受け取った誕生日カードに興味を示し、開いてみたり閉じてみたりと手で触れながら確かめる姿が見られました。温かい雰囲気の中で一緒に誕生日カードにある手形や写真を見ながらお祝いの言葉を伝えると嬉しそうな表情や笑顔を見せていました。保育者からの出し物では“読んで”というように指差しをして知らせたり、繰り返し楽しむ姿から「だるまさんの」と「だるまさんが」の絵本を選びました。子どもたちは絵本の言葉や場面に興味を示したり、笑顔を見せていました。子どもたちが楽しみ、落ち着いた雰囲気の中で誕生会を行うことができました。今後も行事やお祝いに対する温かな雰囲気を子どもたちが十分に感じられる関わりを大切にしていきます。

つき組では保育者が誕生日プレートや椅子の準備をしていることに気が付くと自然に集まってくる姿が見られました。誕生会が始まると誕生児はすこし緊張するような様子も見られましたが“たんたん たんじょうび”を保育者が歌い始めると一緒に歌い、手拍子をしたり、お友だちの名前を言ったりと楽しい雰囲気の中で行うことができました。保育者からの出し物では、子どもたちの食材への興味・関心に寄り添い「やさい」の絵本を選びました。読み始めると集中して見る姿が見られたり「あむっ」と食べるような仕草をしていました。絵本を通してのやり取りを大切にしながら丁寧に応答し、読み終えると「もう１回」と保育者に伝える姿も見られ、子どもたちが満足できるよう繰り返し読み進めていきました。温かく、楽しい雰囲気の中で誕生会を行うことができました。