2022.06.23
つき組 手洗い
今回は、保育室の水道で手を洗うつき組の子どもたちの姿をお伝えしたいと思います。
つき組に進級してすぐの頃は、蛇口を全開にしてみたり、水を出し続けてみたりして、
水道がどんなものであるかを試行錯誤していた子どもたち。
水道周りが水浸しになることもしばしばありました。
その中で、保育者と一緒に水道を使い、水やせっけんで手を洗い、
水の冷たさや清潔になることの心地よさを味わうことを重ねてきました。
子どもたちが満足いくまで水道に触れられるように関わり、
そばで見守ることも大切にしてきました。
床が濡れたら、保育者がタオルですぐに拭く、ということも徹底して行っていました。
最近では、水道を“手を洗うところ、手を清潔にするところ”と認識するようになったようで、
クレヨンで絵を描いた後や食事前などに、自ら水道に向かうようになり、
それ以外で水道に向かうことはとても少なくなりました。
自分で手を洗いながら、両手をしっかりこすったり、
手に泡が残っていないかを確認したりしている姿が見られています。
手が清潔になることの心地よさを十分感じられるよう、個々の様子に合わせて、
手を添えて一緒に洗ったり、見守ったりしています。
手を洗って、手が濡れていると、自分でペーパータオルを引っ張り出して拭いています。
テーブルや床が濡れているときなど、他の場面でもペーパータオルを使っている姿もありますよ。
水道周りが水浸しになると、大人は子どもに対して水道を使うことを制限したくなってしまいますが、
子どもの発達は満たされることで次のステップへと進むため、
水道に十分触れてみることは必要な経験であると考えて関わっています。
子どもたちの発達に応じて、必要な経験を十分に重ねられるような関わりや環境設定を、
これからも大切にしていきたいと思います。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
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