NEWS

お知らせ

View More

2022.05.16

4月の室内装飾『春野菜』

 

 

保育園では、毎月その月にちなんだものを玄関に展示しています。日本ならではの季節や行事、文化や伝統などにに触れたり親しんだりする中で、その美しさや面白さ、不思議さなど様々な発見を子ども達と一緒に感じ取っていけたらと思っています。

 

4月は『春野菜』をテーマにたけのこ、そらまめ、たまねぎを飾りました。春野菜の代表的な特徴は、「苦み」「香り」「辛味」が挙げられます。たとえば、「苦み」には溜まった老廃物を外へ排出し、代謝を促進する効果が期待できます。「辛味」には解毒作用、免疫増強作用、血行促進作用があります。「香り」には、精油効果によるリラクゼーションや、同じく免疫力UPなどの効果があります。3種類いずれの要素にしても、体に良質な効果がふんだんに盛り込まれています。

 

子ども達と観察した様子です。

〈つき組〉

大きなたけのことたまねぎに興味を示して観察を始めました。「どーん、どーん」と声に出しながら持ち上げ、大きさや重さを感じていた様子だったので「大きいね」「重いね」と共感しながら過ごしました。他にも、同じ方向から何度もたけのこの皮の表面を手の平でなぞっているお友だちがいました。保育者も同じ部分をなぞってみると、その子が感じていたことが分かったようです。表面には細かい毛があり、一方の方向から触ってみるとさらさらすべすべしたような気持ちの良い感触でした。触れることで気づくことが沢山ありますね。たまねぎの皮を夢中で剥く子もいました。

 

これはそらまめを保育者と一緒に観察をしているところです。保育者の行動をじっと見つめ興味を示し始めました。「なにがはいっているのかな」と見つめる視線からそんな呟きが聞こえてきそうです。中の豆が見えるとハッと気づいたような表情を見せすぐに手を伸ばし今度は「自分で」と皮を開いて覗いていました。

保育者がそらまめに触れ始める前は他の食材への興味が大きかったようですが、中のお豆の発見をきっかけに興味が広がりそれを見ていた周りの子ども達も試し始めていました。お豆を取り出すと「あった!」「おいしそーう!」と保育者に見せたり、お鍋やフライパンに入れて料理を始めたりする姿も見られていました。

観察後、保育者と一緒に図鑑を見て同じ食材を探し「いっしょ!いっしょ!」という発見もあったようです。

 

〈そら組〉

そらまめの中にお豆が入っていることを理解しているようで、すぐに中身を見てみようとしています。中から豆を取り出すと「赤ちゃんの豆があるよ」「こっちは大きいからお母さん!」と豆の大きさに気付き素敵な呟きが聞こえてきました。

 

玉ねぎの皮を夢中で剥いていた子は、途中で玉ねぎの匂いに気付き手の匂いを嗅いで「くさいよ〜」と一言。玉ねぎの独特な匂いを感じたようでした。

たけのこに興味を持った子ども達は、表面の皮に触れ「ふわふわ」と感触を確かめたり、1枚1枚剥き続けてみたり探求心を持って関わっていました。「こうしたらどうなるんだろう」と自分なりに考えてやってみようとする姿が印象的です。つき組の時の経験も合わさって新しい発見に繋がっていく姿が見られていました。

本物に触れ、五感を使う貴重な経験を大切にして子ども達の素敵な感性を育んでいきたいと思っています。

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

https://www.youtube.com/watch?v=OP-42fdGT78