2022.05.14
【ほし組】愛着形成担当者
今週はほし組の子どもたちの様子をご紹介します。
あっという間に入園から一ヵ月が経ち、子どもたちの生活リズムも整い始め、安定して過ごせるようになってきました。
担任保育者との愛着形成も深まり、最近では見慣れない保育者が側を通ると、担任保育者に体をくっつけたり、顔を見て安全かどうか確認するようになりました。
担任保育者が「大丈夫よ」「○○先生だよ」と優しく語り掛けることで、じっと相手を観察したり、自ら手を伸ばしたり、安全基地である存在を基盤にいろいろな大人との関わりを広げています。
0歳児は、こうした特定の大人との間に情緒的な絆である愛着関係を形成し、人を信頼する基本的な力を育んでいく大切な時期です。
保育園では子どもたちが選んだ「愛着形成担当者」が、子どもの欲求を応答的にタイミングよく満たし、愛着関係を深めています。
オムツが汚れた時、お腹がすいたとき、眠い時…子どもたちは様々な欲求を、泣いたり喃語を発したりといった方法で私たちに教えてくれています。
その都度子どもの体に優しく触れながら、「おしっこ出たね、オムツ替えてさっぱりしようね」「お腹すいたかな、ご飯食べようか」と笑顔で応じ、不快を快に変えることを繰り返してきたなかで、少しずつ子どもが保育者に対して信頼感や親しみを示すようになり、「一番に求める保育者」が決まってきました。
その保育者がその子の「愛着形成担当者」です。
愛着形成担当者の視線や存在を近くに感じながら、子どもたちは安心した表情ですごしています。
少し離れていても「○○ちゃん」と優しく声をかけると、目を合わせてにこっと微笑む姿がとてもかわいらしいです。
時には保育者を求めて声を出したり、泣いたりすることもあります。
そんな時は必ずその子のもとへ戻り、「ごめんね、戻って来たよ」「ちゃんとここにいるよ」と声をかけると、かわいらしい笑顔や喃語で迎えてくれます。
子どもたちはひとりひとりが独立した人格を持つ大切な存在です。
子どもが感じていることや求めていることをひとつひとつ受け止め、心地よく満たしながら、今後もひとりひとりのペースを尊重し、愛着関係を深めていきます。
子どもたちの生活リズムや、好きなもの、興味のあるものを、私たちも深く理解していきたいと思いますので、ご家庭での様子も引き続きノート等でお知らせいただけますと幸いです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡