2022.04.22
4月の室内装飾
園では毎月、テーマを決めて室内装飾を飾っています。
身近な植物や季節の行事、日本の様々な文化や伝統などに興味、関心をもてるよう、
その月や季節に応じてテーマを考えています。
本物に触れたり見たりすることができる機会となりますので、
送迎の際、是非お子様と一緒にご覧になってみてくださいね。
今月の室内装飾のテーマは『清明』。
旬である筍、そらまめと、
あそびの森で見られるツツジ、タンポポ、藤の花を飾りました。
ツツジ、タンポポ、藤の花は、
ゆめ組の子どもたちがあそびの森で選んで摘んできてくれたものです。
清明とは「清浄明潔」という言葉を略したもので、
「すべてのものが清らかで生き生きしている」という意味です。
二十四節気の5番目で、春を6つに分けたうちの5番目の節気となり、
2022年は4月5日~4月19日にあたります。
筍(たけのこ)の名前は、たったの一旬(10日間)で
あの「竹」まで成長してしまうことから由来しているそうです。
そのため、食べられる期間もほんの一瞬で、土から出るか出ないか、という時だけです。
そして、そんなに成長が早いにもかかわらず、竹の寿命は百年以上と言われています。
そらまめは、さやが上に向かって伸びるようにつくため、「空を向いた豆」が名前の由来です。
熟すと下向きになり、収穫する合図となります。 蚕が作る繭に似ており、「蚕豆」とも書くそうです。
玄関の室内装飾を見に来た子どもたち。
筍を見て「こわい!」と言う姿や、そらまめの皮を開けて中から豆を取り出してみる姿もあり、
それぞれ見たり触れたりしながら、感じたことや気付いたことを言葉で表していました。
「こっちは重いけど、こっちは軽いよ」と、野菜の重さの違いを発見し、
じっくりと両手で持ち比べてみる姿も見られました。
清明が4月19日まで、ということは、4月20日からは違う節気となります。
「穀雨(こくう)」になり、春の最後の二十四節気で、晩春にあたる時季となります。
今年は4月20日~5月4日までが穀雨の期間です。
穀雨とは「春雨が降って百穀(ひゃっこく)を潤す」の意味で、
この時季に降る雨はさまざまな穀物を育ててくれる恵みの雨なのです。
日によって晴れていたり雨が降っていたりして、気温の変化も大きい日々が続いていますが、
よく食べてよく寝て、体調を整えながら穀雨を元気に過ごしていきたいですね。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
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その謎が明かされてゆく…。
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