NEWS

お知らせ

View More

2022.03.16

【ほし組】1年間の振り返り

 

ほし組では保育者との触れ合いや感触遊び、絵本、探索活動、戸外での自然物との出会い等、1年を通して様々な経験をしてきました。その中で子どもたちが安心して興味を持ったものに向かっていけるよう日頃からアイコンタクトや言葉掛け、集中して遊ぶことができるよう個人のスペースの確保や玩具、素材の設定等に努めてまいりました。現在では子ども自身で少しずつイメージを持ち、玩具や素材を組み合わせて遊ぶ姿も見られます。

食事の場面では授乳や離乳食を通して安心して口を開き、食事が行えるよう温かく援助をしていきました。現在は食具を使って食材をすくって食べたりお椀を両手で持ち、汁物を飲み進める姿が見られます。“食べたい”気持ちと“自分でやってみたい”という気持ちに寄り添いながら、さり気なく食器を支えたり、食べこぼしの処理や「美味しいね、自分で食べるの楽しいね」と食べる喜びに共感していきました。

着脱や排泄では保育者と一緒に行っていく中で、不快から快になっていく心地良さを経験していき、自らズボンから足を出したり、そでから手を出そうとする姿や保育者に「チッチ」とオムツに触れて知らせて姿も見られるようになってきました。着脱では“自分でやりたい”という気持ちを受け止め、さり気なく援助を行っていく中で「足を通そうね」「おててが出たね」と意欲を尊重する言葉掛けを行い、排泄では「オムツが濡れて気持ち悪かったね」「すっきりして気持ち良いね」と共感したり、「教えてくれてありがとう」「チッチ出たかな、一緒に見てみようか」とタイムリーに応答し、子どもが清潔でいることの心地良さを感じられるような関わりを心掛けていきました。

そして最近では保育者やお友だちに「おはよう」と伝える姿や「葉っぱ」「青」等の単語、「バス来た」等の二語文、喃語や身振りでしたいことを伝えようとする姿も見られるようになりました。表情や場面、状況から気持ちを汲み取り共感したり、「お話してくれてありがとう」と他者への興味を受け止め、やり取りの楽しさや“伝わった”という満足感や達成感を感じることができるよう関わっています。

今後も愛着形成を基盤として子どもたちが安心した気持ちで過ごすことができるよう保育に努めてまいります。

 

一年間、保育運営にご理解、ご協力を頂きありがとうございました。