NEWS

お知らせ

View More

2022.02.12

2月の室内装飾『節分』

 

2月3日の節分の日に、玄関に豆とイワシを飾りました。

鬼は邪気や厄の象徴とされ、形の見えない災害、病、飢饉など、人間の想像力を越えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられてきました。鬼を追い払う豆は、五穀の中でも穀霊が宿るといわれる大豆です。豆まきに大豆を使わない地域もあります。新潟県、福島県、北海道などの北日本、産地である鹿児島、宮崎では落花生が多いようです。雪深い地域では、外にまかれた豆が雪に埋もれ拾うのが大変で、落花生は見つけやすいというのが理由です。

 

鬼は、鰯(いわし)の生臭い臭いと、柊(ひいらぎ)の痛いトゲが大の苦手とされています。そこで、鰯の頭を焼いて臭いを強くしたものを柊の枝に刺し、それを玄関先にとりつけて、鬼が入ってこないようにする風習があります。

 

この日の給食は節分にちなんだ献立でした。

 

最近では、節分と言えば恵方巻を食べるご家庭も増えているようですね。今年の方角は北北西だったようです。おやつのきな粉大豆は「お豆!」と言ったり、「おいしいね」とお友だちと顔を見合わせながら食べていました。

 

 

おやつを食べ終わったほし組のお友だち。「おまめ」と伝えながら図鑑を持って保育者の元へ。見ると、裏表紙に大豆が載っていました。「ほんとだ、お豆あったね」「おやつで食べたね」と受け止めながら一緒に図鑑を見ました。

 

その後、お部屋に大豆と落花生と煮干しを持って来て観察をしました。落花生を観察していると殻が割れている部分に気付いた子がいました。「ん!」と保育者に発見を知らせます。割れている所を開いてみました。とても真剣な表情で見つめていますね。すると今度は自分でやってみたいと挑戦していました。

中からお豆を取り出し”みて、あったよ!”とこの笑顔です。

 

つき組、そら組でも落花生の中身を取り出してみたり、お豆に薄皮が付いている事に気付き指先で上手に剥いてみたりしていました。取り出したお豆をタッパーに集める子もいたようです。

 

煮干しは「さかな」とお話しする子や、顔の部分をじっと見つめて「おめめ」と目がある事を伝える子もいました。観察していると煮干しの匂いに気付き手の匂いを嗅いで確認したり、直接匂いを嗅いでみる姿も見られ五感を使って観察を楽しみました。

節分と言えば「怖い鬼が来る」というイメージがとても強いです。怖い鬼を使って必要以上に子どもを脅かしたり、言うことを聞いてもらう為の材料として扱うのではなく、日本の文化や伝統に触れながら関心が深まっていったら良いなと考えています。みんなの心の中の鬼を追い払って、素敵な1年が過ごせますように。。

 

 

 

 

 

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

https://www.youtube.com/watch?v=OP-42fdGT78