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2022.02.07

【室内装飾】節分

 

 

本来、節分とは各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日を指しましたが、今では立春の前日(2月3日ごろ)のみをいうようになりました。

節分には「季節を分ける」という意味があり、暦の上では節分の翌日からは春になります。季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられていたため、それを追い払うために豆まきが行われます。そして、自分の年の数の豆を食べ、一年間の無病息災を願います。

保育園の玄関には大豆と柊が飾ってあります。

 

ほし組では玄関へ行くと装飾を見つけ、指を差す姿が見られました。近くへ持ってくると自ら柊の葉に触れたり、大豆が入っている枡を持つ姿が見られました。「葉っぱがチクチクしているね」と伝えると保育室にある“すりすりももんちゃん”のさぼてんのシーンを思い出し、「いてて」と頬をおさえて見せてくれました。言葉からの連想や想像する姿を受け止め、「そうだね。チクチク、一緒だね。」と安心して気持ちや思ったことを自由に表出できるよう受容的に関わっていきました。

 

つき組では保育室に装飾の柊と大豆を持ってくると興味を示し、椅子に座り、手に持ち観察をする姿がありました。「大豆っていうお豆と柊の葉っぱだよ」「葉っぱはとげとげしてて触ると痛いね」「節分の日にこの大豆をまくと悪いものを追い払ってくれるんだよ」と伝えると、大豆を手に取り豆まきの模倣をする姿も見られました。子どもたちの興味・関心に寄り添いながら、節分について分かり易く伝えていきました。

 

そら組では玄関で装飾を見つけると「これなあに?」と興味津々の様子でした。「大豆っていうお豆だよ。2月3日の節分の日は、昔は季節の変わり目で鬼が来ると言われていて、鬼が来たら追い出す為にこの大豆を投げるんだよ。」と伝えると「へぇ、これもお豆みたい。」と柊に付いていた実を観察したり、「鬼はどこから来るの?」など尋ねる姿がありました。子どもたちの興味や知りたいという気持ちを大事にし、丁寧に分かり易い言葉を用いてやりとりを行うよう心掛けました。