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2022.01.27

カレーライスの日

今週は、1月21日(金)に行ったカレーライスの日の様子をご紹介します。

参加したのは2歳児クラスから5歳児クラスまでの子どもたちです。

発達に合わせた過程を経験できるよう内容を設定して行いました。

 

【そら組】

そら組の子どもたちは、ニンジンとジャガイモを水洗いしたあと、野菜の型抜きを行いました。

  

  

型抜きは、子どもたちの力でもやりやすいよう、スチームした人参とジャガイモを使用しました。

型抜きをすると野菜に穴が開いたのを見て、「(穴の部分は)どこいっちゃった?」と保育者に質問をする微笑ましい場面もありましたよ。

「どこだろう?さっきこの型で抜いたんだよね」と保育者が応じると、そっと型の中を見て「あった」と目を真ん丸にしていました。

 

【にじ組】

にじ組の子どもたちは、タマネギの皮をむいたあと、保育者と一緒に野菜の型抜きを行いました。

  

  

タマネギの皮がむける音や感触、生の野菜の硬さなど、子どもたちにとっては新鮮な感覚だったようです。

野菜が面の時は体重をかけて型を抜いていましたが、細かくなると体重をかけなくても簡単に切れることに気付いて、型抜きが終わっても何度も試す姿もありました。

 

【ひかり組】

ひかり組の子どもたちは、ピーラーを使って人参とジャガイモの皮むきも体験しました。

  

子どもたちがむいてくれた野菜は保育者が切っていたのですが、「この切り方、輪切りって言うんだよ」と保育者に教えてくれた子がいました。

驚いて「どうして知っているの?」と保育者が聞くと、お母さんから聞いたと話してくれました。

大人との何気ない会話や生活の中で、本当にいろいろなことを吸収しているのだなと感じます。

  

保育者が輪切りにした野菜が配られると、硬さに驚きながらも一生懸命力を入れて型を抜いていました。

 

【ゆめ組】

ゆめ組の子どもたちは、この一年間で何度も調理体験を重ねてきたので、包丁で食材を切るところまで一通り行いました。

 

ピーラーを使って皮をむくなかで、ニンジンはむきやすいのにジャガイモはぼこぼこしていてやりにくいとわかると、「ここ持ったらいいんじゃない」「大丈夫?」と友達同士で声を掛け合いながら進めていました。

  

ニンジン、ジャガイモ、タマネギを、順番に保育者と一緒に包丁で切っていきます。

タマネギを切り始めると、そこかしこから「うわっ、においがする」「目が痛い~」といった声が上がり、涙する様子もあり、タマネギは目に沁みるということを経験として知った一場面でした。

なかにはタマネギの特性を知ろうと図鑑を開く姿もありましたよ。

最後は調理担当が来て、子どもたちの前で実際にカレールーを入れるところまでやって見せてくれました。

「焼肉みたいな匂いがする」「ジュージューいってる」と匂いや音を自分なりの言葉で表現しながら真剣に見ていた子どもたちでしたが、カレールーが溶けてにおいが漂ってくると、「早く食べたいな…」と思わずお腹が空いてしまったようでした。

 

当日のお給食にカレーが出てくると、自分たちが作ったメニューということで期待も大きく、「このニンジン、僕がやったやつだ!」「おいしい!」と嬉しそうに頬張っていました。

 

うどん作りやクッキー作り、そして今回のカレーライスの日などの体験を経て、少しずつ調理過程や食材に興味を持ち、おままごとで再現をしている姿も見られています。

料理ができるようになることが目的ではなく、子どもたちがこうした経験のなかで感じたことや思ったことを自分なりに表現しようとする姿を大切に受け止め、育んでいきたいと思っています。

 

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「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

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