2022.01.21
【ひかり組】室内あそび
寒さが厳しい日が続きますが、春を告げるメジロが飛んでいる姿を見かけるようにもなりました。
季節が少しずつ移ろっていることを感じますね。
今回はひかり組の室内あそびについてご紹介します。
カテゴリーごとにコーナー設定されている環境の中、子どもたちは日々自分の好きなあそびを見つけて夢中になって取り組んでいます。
【おままごとあそび】
ひかり組のお部屋には、子どもたちのお友達として「いちごちゃん」という名前の赤ちゃんがいます。
お名前も子どもたちがつけてくれました。
ご飯を作って食べさせてあげたり、抱っこをしてあやしたりしながら数人でイメージを共有して遊んでいます。
身近な大人の言っていることや料理をしている姿などを模倣して、誰かになりきってあそびを展開させていく姿が4歳児らしくて、とても微笑ましいです。
【積木あそび】
積木コーナーでも、子どもたちが毎日思い思いにイメージを形にして遊んでいます。
先日は線路を作り、電車を走らせる姿がありました。
「山手線はぐるぐるまわるんだよ」「こっちはドクター東海が走ってる」と保育者に伝えながら、山手線と新幹線の線路を作っていました。
とても具体的に考えていたので、保育者が「山手線に乗ったことがあるの?」と聞くと、「山手線に乗ってね、〇〇に行ったことあるんだよ」「こっちは踏切だよ」と話しながら作ったものを嬉しそうに見せてくれましたよ。
子どもたちの普段の生活そのものがあそびに結びついていることを、改めて感じた一場面です。
線路がしっかり繋がると、廃材で作った電車を楽しそうに走らせていました。
表現したいものをじっくり時間をかけて作り、それを使ってあそび、「もうちょっとこうしようかな」と更に改善していき、最後は「次は〇〇を作ろう!」とすべて崩し、新しいものをまた作り上げていました。
【廃材製作】
子どもたちは廃材製作も大好きです。
形や大きさが不揃いな廃材ですが、「これはこっちに使えるかな」「ここはこうしたいからこれを使おうかな」と子どもたちは自分なりに考え、目的に合わせて選んで扱っています。
きれいに整えられた材料ではないからこそ、子どもたちの柔軟な感性や発想が光り、様々な表現が飛び出します。
切って、貼って、塗って…と様々な工程がありますが、必要な道具や道具の使い方が分かったのも、あそびのなかです。
唇を引き結んで夢中で取り組む姿がとても可愛らしいですね。
鉄道博物館で食べたお弁当箱を表現したり、虫かごや鳥かごを作ったり、自分が経験したこと、見たことを再現していくために、子どもたちが色々なことを考えて、試している姿を間近で見ていると、その過程そのものがどれだけ価値があるかを実感させられます。
大人に指示されたあそびを経験するのではなく、自分で選び、自分で考え、自分が求めていることを達成しようと夢中になって遊ぶことは、一朝一夕にできるようになるものではありません。
子どもたちが今まで経験してきたこと、保育者の関わりのすべてが土台となり、今の姿に繋がっています。
今後も子どもたちが自分の好きなことに夢中になって遊びこめるよう、保育者も側で関わり、環境を整えながら、見守っていきたいと思います。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡
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