2021.12.28
冬至
12月も後半に入り、あっという間に年末を迎えようとしていますね。
今回は12月の室内装飾として冬至にちなみ、柚を飾りました。
冬至とは二十四節季(立春、夏至など)の一つで、1年の中で最も太陽が出ている時間が短く、最も夜が長い日のことです。
冬至は太陽が1年で最も低い位置を通るので、昼は短く、夜は長くなります。これは地球が少し傾いた状態で自転しながら、
太陽の周りを回っていることが関係しています。
冬至は上昇運に転じる大事な日のため、ゆず湯で禊(みそぎ)をして身を清める、邪気を祓うという意味があります。
古来、強い香りは邪気を祓うと考えられてきたため、旬を迎えて香りの強いゆずを入れた風呂に入って身を清め、邪気を祓います。
また、ゆずは実るまでに長い年月がかかるため、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。
ゆず湯には、血行を促進して体を芯から温める効果があるため、風邪の予防につながります。また、肌荒れにも効果があります。
こうしたことから、「冬至にゆず湯に入ると風邪をひかずに冬を越せる」といわれるようになりました。
保育園でも3,4,5歳児さんが柚を入れて足湯を行いました。
柚を触って感触を確かめ「みかんみたい!」「いい匂いすうるね!」と話していました。
自分たちで柚の皮を剥き、「たくさん匂いするようになったね」「みかんより剥きにくいね」と知っている物と
比べ、違いに気く姿がみられましたよ。
また、「お肌がつるつるになった~!」と喜ぶ姿もありました。
この日は、給食も行事食で、「ん」が付く食べ物を食べると、「運」が付くことから冬至にまつわる献立でした。
ほし組さん、つき組さん、そらもゆずに直接触れ、香りや感触を楽しみました。
子ども達は、生活の中で様々なものから刺激を受け、敏感に反応し、
五感を働かせて、発見したり、その中にある面白さや不思議さを感じて楽しんでいます。
そして、このような体験を繰り返す中で、気付いたり感じたりする感覚が磨かれ、豊かな感性が養われていくのです。
日本には、季節にまつわる行事や文化があります。日本の伝統を大切にしながら子ども達の興味や関心を引き出せる
豊かな環境構成やかかわりを、今後も行っていきたいと思います。
本年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。
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エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
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