ほし組～模倣の様子～

2021.12.11

１２月に入り、寒さが一段と増してきましたね。お店では、クリスマスやお正月の商品が並び年の瀬を感じますね。

今回はほし組での室内、模倣の様子をお伝えします。

先日、午前の戸外活動で落ち葉を集めて、午睡明けに落ち葉をさりげなくテーブルに設置しました。

すると「はっぱ、はっぱ」と落ち葉に気づいて、自ら介助椅子に座り、手の平や指先で落ち葉の感触をじっくり確かめる姿が見られました。

感触を確かめながら、小さく小さく落ち葉をちぎる様子もありました。

また、落ち葉を入れていたボウルを帽子に見立て、お友達に被せるといった微笑ましいやり取りもありました。

生活や遊びの中で様々なものに触れることで、手先・指先の発達に繋がっていったり、音・形・色・手触り・匂いなどに気づき、感覚の働きを豊かにしていきます。感性の育ちに繋がります。

最近のほし組では、模倣の姿も多く見受けられるようになってきました。そして、自我の芽生えも見られ

『自分でやってみたい』という姿も出てきています。

模倣する姿は、身近な大人との愛着形成が育まれ、安心する人の真似をしてみたいとの子どもの気持ちです。

また、お友達の模倣も毎日生活を共にしていて、親しみを抱いている証だと感じています。

食事の際には、保育者はエプロンと三角巾を着用しています。その姿を見て、自分も三角巾を付けたいと布を手にし頭に当てて身振りで表現していました。保育者が手伝い被ると、嬉しそうな表情をして、タオルを手にして、テーブルや床を拭き始めました。

日頃から家庭や保育者の姿をよく観察しているのだと感じました。

遊びの中でも子ども一人一人と向き合って、丁寧にやり取りを重ねていきたいと思います。

12月に入り感染性胃腸炎が報告されました。冬になると、胃腸炎が増えて参ります。

ロタウイルス・ノロウイルスなどまとめてウイルス性胃腸炎といいます。とても感染力が強く、症状は様々ですが主に下痢や嘔吐また発熱などの症状です。

感染経路は経口感染、接触・飛沫感染、また嘔吐物からの空気感染もあります。手洗い、うがい、また排泄の処理での手袋など有効です。

園でも玩具や手を触れる場所など、消毒を徹底して参りたいと思います。体調等何か気になる事がありましたら、登園時に職員までお声掛け下さい。

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