2021.12.10
【そら組】戸外あそび
今週はそら組の子どもたちの様子をご紹介します。
空気がつんと冷たくなってきましたが、子どもたちは変わらず園庭あそびやお散歩を楽しんでいます。
先日、園庭の玩具に「やかん」が仲間入りしました。
子どもたちにとってはあまり見慣れないものなのか、見つけると「これなに?」と手に取って熱心に観察していました。
保育者はすぐに使い方を示すのではなく、「やかんってお名前なんだって」「どうやって使うのかな」と一緒に考えながら、ふたを開けて中をのぞき込んだり、逆さにしたり、様々な方法で観察する子どもたちを見守りました。
するとひとりの女の子が、タライに用意してあったお湯をスコップで掬い、やかんの中に入れ始めました。
それを見た他の子どもたちも、思い思いの方法で試し、少しずつ「やかん」の使い方を掴んでいきます。
なかには水ではなく、土を入れる姿もありました。
「きっと小さな穴から流れてくるだろう」と思って傾けたものの、実際は何も出てこないことに「あれ?」と驚いていましたよ。
その後試しに水を入れて傾けてみると、なんと泥水が流れてきて、思わぬ発見ににんまりと満足そうな表情を見せる姿がとても可愛らしかったです。
楽しそうな「実験」を、興味深そうにじっと見つめていた子どもたちも、「ぼくもやる!」と挑戦していました。
また、他クラスの子どもたちがプライムスター畑から持ってきた里芋の葉を見て、その大きな葉を興味津々で手にする姿もありました。
ちぎっておままごとの材料にしてみたり、葉の模様やにおいを感じたり、何かに見立てて遊んだりすることを通して、大きさや手触り、重さ、においなどの様々な感覚を体験していました。
子どもたちはこうしたあそびの中で、「物」を「道具」として使うことに気付いたり、自然物の不思議さや特徴に親しみを持って、もっともっとと探求したりします。
子どもたちのあそびを限定してしまうのではなく、「観察」「実験」「調査」をする姿をじっくりと見守っていきたいと思います。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡
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